乳がんチェック用に、ポップなステッカーを配布した英ドラッグストア

イギリスの大手ドラッグストアチェーンSuperdrugは、同国の10~30代の女性の大半が乳がんのセルフ検診を怠っているという事実を受け、ポップなステッカーを配ることで自身の乳房を定期的に確認することの重要性を訴えた店頭キャンペーンを実施しました。

“Itty Bitty(とても小さな)”なしこりさえも見逃して欲しくないという思いが込められたキャンペーンは、「Itty Titty Stickies(乳房の小さなステッカー)」と名付けられ、自らの健康状態をチェックする習慣づけを狙いました。

キャンペーンの仕組みは、Superdrugの店頭で避妊薬を購入した女性に対してさまざまな種類の乳房のステッカーを配布するというもので、ステッカーを受け取った客が、気に入ったデザインのステッカーを避妊薬のパッケージに貼り付けることで薬の服用時に乳房のチェックを意識することを目指すもの。

ほんの小さなしこりが命への危険を及ぼしてしまう可能性がある乳がんを予防するためには、医療機関での定期検診に加えて日々自宅で行うことができるセルフ検診が重要。イギリスに住む18歳から35歳までの女性の64%がこのセルフ検診を怠っているというデータを基に、日常から変えられる意識向上を図ったキャンペーンになりました。

その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る