知られざる高齢者の差別問題を訴えた、国際人権NGOのビジュアル広告

国際的な人権NGOアムネスティ・インターナショナルが、高齢者の人権を守ることを目的に、並べられた杖を檻に見立て、本来守られるべき人権を奪われている人たちがいることを表現したビジュアル広告を公開しました。

左下に書かれた”IS THERE AN AGE TO WAIVE YOUR RIGHTS?(人はある年齢に達すると人権を手放さないといけないのでしょうか?)”という問いかけは、高齢者のものと思われる手がまるで檻のような杖を掴んでいるビジュアルのメッセージ性を強調しています。

問いかけの下では「10人に7人もの高齢者が年齢を理由とした差別を受けています。これは年齢を理由にした暴力行為であり、決して許されるべきものではありません。自分が歳を取るまで待たず、今すぐにこの差別に立ち向かいましょう」と、施策の背景を説明。世間的には差別の対象としてあまり認識されていない高齢者を守らないといけないことを伝えています。

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