「子どもにより良い未来を」母親の目線で気候変動対策を訴えた米・広告評議会の啓蒙動画

アメリカの広告評議会(Ad Council)が気候変動への対策を促すため、科学者と母親たちで構成される環境保護NGO団体のScience Momsとタイアップし、わが子の成長を見守る母親の視線を通じて、今こそアクションを起こそうと呼びかける啓発動画を公開しました。

動画は、気候変動による地球環境の変化が、子どもの成長過程でどのような影響を及ぼすかが語られており、「子どもには、自分が育ってきたよりも良い環境を用意してあげたい」と願う親心が動画に込められています。

「おなかの中にいるこの子が生まれるまでに、90億トンの排気ガスが空気中に排出されるだろう」

「初めて歩けるようになる頃には、広大な面積の木々が山火事によって焼き尽くされるだろう」

「最初のペットを飼うときには、多くの動物たちが絶滅に追い込まれているだろう」

「初めての失恋で涙を流す頃には、家が何度も洪水に見舞われているかもしれない」

「家を出て大学に進学する頃には、美しい地球を残してあげられないかもしれない」

最後は「気候変動の進行は、まるで子どもの成長のよう。あっという間に大きくなってしまう」というフレーズに続き、子どもたちの未来のために、いまこそ行動を起こす時だと呼びかけています。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る