無理にがんばらなくても大丈夫。英エネルギー会社による環境対策のキャンペーンビジュアル

環境問題に積極的に取り組むイギリスで、エネルギー事業トップシェアを誇るBritish Gas。同社は、化石燃料からの脱却と再生可能エネルギー利用の拡大に注力しており、一般家庭向けに使用する電気の100%とガスの6%が再生可能エネルギーで賄われる「Green Future」というサービスを提供しています。

このサービスの利用者拡大を目指し、British GasがSNSで展開したのが、「Here to solve(これで解決)」キャンペーン。

自転車に乗った男性が、マットレスを背中に担いでいるというビジュアル。店舗で購入したマットレスを車で運んだり、配送を頼んだりすると温室効果ガスの排出につながるため、自分で自転車で持ち帰ろうとしているようです。

他のビジュアルも、プラスチック製と比べると値段の張る竹製の歯ブラシを使ったり、食事は家庭で収穫した物だけにするということが、確かに環境保護、サスティナビリティの観点からいうといいかもしれないけれども、なにかと不便なことを表す内容になっています。

そのうえでBritish Gasは、こんなに大変な思いをしなくても、「Green Future」を利用すれば環境保護に貢献できますよ、と訴求しているのがこのキャンペーン。遊び心溢れる作品ながら、環境への取り組みは1度きりの頑張りではなく、実現可能な方法で長期的に継続してこそ意味があるというメッセージを発信している点に、この問題に正面から向き合っている姿勢が感じられます。

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