「名もなきヒーローへ」韓国Facebookが制作した医療従事者へ感謝を伝える絆創膏

新型コロナウイルス感染症において、ワクチンの開発やロックダウンによる患者数の減少傾向など収束に向けた兆しも見えてはいるものの、いまだ事態の劇的な改善には至っていません。

そんななか、すでに長い間闘い続けてくれているのが、医療従事者たち。YouTubeやInstagramなどでは、彼らに感謝やエールを送るムーブメントがありますが、よりリアルに直接的に感謝やエールを送るを届けるため、韓国のFacebookがユニークなグッズを考案しました。

Facebookが着目したのは、医療従事者が毎日使用するゴーグルやマスクを保護するための絆創膏。長時間つけているとどうしても顔に跡や、時には傷が残ってしまうため、それを防ぐためのものです。

Facebookは、この絆創膏に、集まった1,530件の感謝やエールのメッセージを40万枚の絆創膏にプリントし、国内の医療施設へと送付。普段の絆創膏の代わりに使用してもらうことで、仕事の合間にゴーグルを外すたび、また同僚の顔を見るたびにそのメッセージを届けるものができるようになったのです。

最終的には、実際に医療現場で使用され、SNSで拡散や、テレビやネットニュースなどで取り上げられるなど、大きな注目を集めるプロジェクトとなりました。

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