「ばかたれーーーっ！！」広島県観光連盟が首都圏の同郷者へメッセージ

広島県観光連盟による、新型コロナウイルス感染拡大のため年末年始に帰省できない広島県出身者に向けたメッセージ広告。

新型コロナウイルス感染拡大で広島に帰省できなくなった広島県出身者へ向けたメッセージが12月21日より東京駅、渋谷駅、大手町駅、池袋駅、横浜駅、新宿駅の計6駅にて掲出されました。

本来であれば「帰っておいで」という帰省応援メッセージを予定していましたが、昨今の情勢を鑑みて断念。その悔しさを「ばかたれーーーっ！！」という言葉に込めながら、「みなさんの帰る場所は、絶対、無くなりゃあせん。じゃけぇもうひと踏ん張り、一緒に頑張ろうや。また会えるのを、待っとるけぇ」というメッセージに差し替えたといいます。

さらに、広島県観光連盟は本広告のプレスリリースの全文広島弁バージョンを作成（以下一部抜粋）。

ほんまじゃったら「帰ってきんさい」って帰省を応援するメッセージにしようと思っとったんよ。けど最近またコロナが大変なことになっとるじゃろ？
じゃけぇ皆で考えて、このやりきれん気持ちを「ばかたれーっ！」ってぶつけた後に、みんなに届けたい正直な気持ちを伝えさせてもらうことにしたんよ。

「帰っておいで」と言いたいけれど、いえないもどかしさを正直に表現したメッセージ広告は大きな反響を呼びました。