「車も言葉も、適切な位置で止めよう」思わずハッとなる、ブラジルのタイヤ会社ポスター
Case: Stop at the right time
タイヤブランド・Continentalがブラジルで公開した広告ポスターをご紹介。
これまでの政治家たちの不適切な発言をもとに、適切だった箇所までハイライト。「言葉も車も、適切な位置で止めよう」と訴えたのです。
「築きあげよう。(メキシコとの国境に壁を、彼らの負担で)」
「私たちはウイルスと向き合わなければならない。(しかしどのみち人は死ぬ)」
「私は気にしない。(でも男同士がキスしているところは見たくもない)」
「面白いね。(女が生き方を語るなんて)」
車も発言も、適切な位置で止めていれば、人が傷つくことはなかったのです。
政治家の不適切な発言を「突発的ではあるものの前もって防げたこと、もともとの原因が積もり積もって起こったもの」としてとらえ、そこにスリップ事故との共通点を見出すというアプローチ。商品の特徴を端的に説明しつつ、社会に対してもメッセージを投げかける、秀逸なポスターでした。
(via Ads of the World)
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