【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 7/10

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、青森県つがる市、ロッテ、アサヒ飲料、アンハイザー・ブッシュ・インベブ、電通の事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。

1: あの日の“ありがとう”をメロンで伝える活動を応援(青森県つがる市)

青森県つがる市のアンテナショップであるメロン専門工房「果房 メロンとロマン」は、一周年企画として、3月~6月の新型コロナウイルス感染拡大に伴う自粛期間、ともに乗り越えてきた家族や、なかなか会うことのできない友人への「ありがとう」を、メロンを贈ることで伝える活動を、7月8日(水)〜8月21日(金)の39営業日に実施。

本活動では、39種類の中から選べる“ありがとう”を伝えるメッセージカード、オリジナルのトートバッグやギフトボックス、さらには人気メニューのレシピカードをメロン購入者にプレゼントし、「ありがとう」を伝える活動を応援する。

また同店の公式Instagramにて、“ありがとう”メッセージ募集キャンペーンも実施。コロナ自粛期間をともに乗り越えてきた大切な人に送りたいメッセージを募集し、期間中の毎営業日に、応募の中から素敵なメッセージ1つを公式Instagramにて紹介。紹介された人には記念品としてつがる産メロンをプレゼント。

2: 食べごろを待つ間も楽しめる「YUKIMI OKIGAMI」(ロッテ)

YUKIMI OKIGAMI

ロッテは、「雪見だいふく」が食べごろのもちもちになるまで、待つ間も楽しめる『YUKIMI OKIGAMI』を開発。和の暦「二十四節気」にあわせた『YUKIMI OKIGAMI』全24種(1年分の絵柄)を公開した。

『YUKIMI OKIGAMI』の上に、「雪見だいふく」を置くと日本ならではの季節を楽しめる絵が完成。同社によると、「雪見だいふく」は、8分待つと、おもちがやわらかくもちもちになっておすすめだという。よって『YUKIMI OKIGAMI』を用意し、マークの上に「雪見だいふく」を置いて写真を撮ったり眺めたりしているうちに柔らかくなって、食べごろを迎えるとのこと。

また、7月7日(火)~8月7日(金)の期間中、『YUKIMI OKIGAMI』全24種と「雪見だいふく」6個を抽選で100名にプレゼントするTwitterキャンペーンを実施。

3: パッケージ連動型・青春ソングを集めた「放課後プレイリスト」(アサヒ飲料)


放課後プレイリスト

アサヒ飲料は、高校生を応援する「放課後『カルピス』」プロジェクトの一環として、7月14日(火)より、「放課後『カルピス』」プロジェクトと連動した「カルピスウォーター」「カルピスソーダ」夏季限定デザインパッケージを全国発売。

本パッケージは、イラストレーターのかとうれいさんと田中寛崇さんが、「きみの放課後が動き出す。」をテーマに高校生の放課後のシーンを描き、友達や好きな人との時間を応援するデザインとなっている。

また、夏季限定デザインパッケージ発売と連動して、「放課後『カルピス』」プロジェクトの音楽監修を務めるagehaspringsのクリエイター陣と、Official髭男dismの藤原聡さん、kz(livetune)さん、KEYTALKの首藤義勝さん、ビッケブランカさんが楽曲を厳選した「放課後プレイリスト」を、音楽配信サイトSpotify上で公開。パッケージに印刷されたQRコードから特設サイトにアクセスすると、Spotifyで様々な世代の青春楽曲を楽しむことができる。

4: コロナビールが沖縄の宿泊・観光事業を支援(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)

アンハイザー・ブッシュ・インベブが販売するグローバルビールブランド「コロナ エキストラ」は、世界各国でCOVID-19の影響を受けた観光・旅行業界のサポートを行うプロジェクト「Rediscover Paradise」を行うことを発表。

本プロジェクトは、世界中で14,000室以上のホテルの部屋を予約、その料金を先払いし消費者に提供することで、苦戦する観光・旅行業界を支援することを目指すもの。国内では、2015年から5年間にわたり沖縄で開催してきた音楽フェス「CORONA SUNSETS FESTIVAL」により、ブランドと所縁が深い、沖縄の宿泊・観光事業に約2,000万円の支援をしていく。

具体的には、国内でのブランド年間予算から、2,000万円を今回の観光支援プロジェクト予算として拠出。沖縄県内の宿泊施設の空室を買い取り、消費者向けのプレゼントキャンペーンを実施する。キャンペーンの実施は9月を予定。

5: 47都道府県から一人ずつが参加するオンラインインターンシップ(電通)

電通の社内組織として顧客企業のイノベーション創出を支援する「電通ビジネスデザインスクエア」と社内横断ラボとして10~20代の若者の実態を研究しているプランニング&クリエーティブユニット「電通若者研究部(電通ワカモン)」は、大学生のキャリア支援NPO en-courageと共同で、47の都道府県から1人ずつ選出された47人の学生と複数企業合同のオンラインインターンシップ「47 INTERNSHIP(ヨンナナインターンシップ)」を8月26日(水)、9月9日(水)、9月23日(水)に開催。7月7日(火)より学生の募集を開始。

新型コロナウイルスの影響を受け、新卒採用における企業の会社説明会やインターンシップの機会が減少する中で、オンラインの強みを生かし、47都道府県の学生が参加できる点が特徴。地域差が生まれがちであった就職活動にも一石を投じ、ニューノーマルの時代に企業がとるべき行動や振る舞いを、全国の学生と企業が共に考えていくという。

 

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