「こんな時期に屋外広告なんて…」英・ワインメーカーの自虐ポスター

Case:HUN Wine|GREAT WINE IN A CAN

イギリスのワインメーカー・HUN Wineのユニークな広告をご紹介。

同社はワインを缶で提供しており、ブランドのローンチパーティーを開催する予定でした。
しかし、新型コロナ禍でイギリスがロックダウンを施工し、それは叶わなくなってしまいました。

ところが、そんな状況でも同社はポスターを作成。自虐的な文章とともに、屋外広告を設置しました。

たとえば、上記の広告では「我々の新しいキャンペーン広告を見ましたか?見てないですよね。」という文章が大きく記載されています。
他にも、製品よりも自虐的な文章を大きく掲載したポスターを街の至るところに設置。

「我々の広告代理店がここにポスターを掲示しました。だから彼らとの契約は終了しました。」

「みなさん!新しいワインを発売しました!誰か見て?ねえ?ねえ??」

「ジョギングしなくちゃいけなくなったなんて、最悪ですよね。でも、そんなあなたの目にしか留まらない広告キャンペーンを実施するのはもっと最悪です。」

多くの企業が新たな広告やキャンペーンを打つのに躊躇う今の時期に、あえて屋外広告を選ぶことで差別化を図った広告施策でした。

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