ラマやヤギをオンライン会議に招待!? シリコンバレー発のコロナ施策
Case:Goat 2 Meeting
新型コロナの影響でリモートワークに移行する人が増え、今やビデオ会議は仕事における必要不可欠な手段となっています。
そんななか、シリコンバレーの動物保護区・Sweet Farmのユニークな取り組み“Goat 2 Meeting”をご紹介。
Sweet Farmは、ラマやヤギなど農場にいる動物を企業のハッピーアワーやビデオ会議に招待できるようにしました。
画像のように、通常のビデオ会議に農場の動物が現れるのです。65~250ドルの料金で、世界中のどこからでもヤギ・羊・豚・牛・七面鳥・ラマなどを呼ぶことができます。
たとえば、65ドルの場合、最大6人で20分間のバーチャルツアーの利用が可能。大人数の場合は、10分100ドルで動物を招待できる他、250ドルで25分間のバーチャルツアーに参加できるそうです。
とある法律事務所のハッピーアワーでは、弁護士が子どもを連れて、動物と会って農場のバーチャルツアーを行ったといいます。また、学校や非営利団体へは無料のバーチャルフィールドトリップも提供していて、すでにイギリスとブラジルの学校には提供済み、今後はノースカロライナ州のホームレスの避難所にも提供予定とのこと。
3月中旬にサービスを開始して以来、300を超えるリクエストがあったそうで、収益は農場が新型コロナによって受けた損害の補填に当てるそうです。
外出自粛でストレスを感じている人も多い昨今。本サービスを通じて、日々のビデオ会議において人々に笑顔をもたらし、癒しを与えたいという思いがあったといいます。
動物たちは以下のリンクより招待できます。
https://www.sweetfarm.org/goat-2-meeting
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