ビール会社が無料サニタイザーを製造。各社の新型コロナに対する取り組み。

Case:Punk Sanitiser

新型コロナによって世界中で買い占めなどが起こり、サニタイザーやマスク、トイレットペーパー、食料などの生活用品が品薄になっている現状があります。また、一部では転売や価格の高騰なども起こっています。

そこで、クラフトビールメーカー・BrewDogが自社の蒸留酒製造所を活用して、無料のサニタイザー“Punk Sanitiser”を製造しました。

同社は、ツイッターの公式アカウントで「できる限り多くの人々の安全を守るために、できる限りのことをしようと決断しました」とツイート。同ツイートは現時点で、いいね数1万件以上、リツイート3000件以上、コメント数500件以上にのぼります。

なお、当初“Punk Sanitiser”はどこでどのように提供されるのかは明らかになっておらず、「必要な人に配られる」とだけ伝えられていました。しかし、3月22日に医療機関・Aberdeen Royal Infirmary’s Intensive Care Unitに配布されることを創業者がツイートで報告しました。

また、このような取り組みを始めたのは同社だけではありません。ルイヴィトンで有名なLMVHは香水の生産ラインをサニタイザーの製造に切り替えたり、その他複数のアルコール会社も同様の動きを見せています。

たとえ自社の事業が新型コロナとの関連がなくとも、収束に貢献できる取り組みを各企業が始めています。

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