ビール会社が無料サニタイザーを製造。各社の新型コロナに対する取り組み。
Case:Punk Sanitiser
新型コロナによって世界中で買い占めなどが起こり、サニタイザーやマスク、トイレットペーパー、食料などの生活用品が品薄になっている現状があります。また、一部では転売や価格の高騰なども起こっています。
そこで、クラフトビールメーカー・BrewDogが自社の蒸留酒製造所を活用して、無料のサニタイザー“Punk Sanitiser”を製造しました。
同社は、ツイッターの公式アカウントで「できる限り多くの人々の安全を守るために、できる限りのことをしようと決断しました」とツイート。同ツイートは現時点で、いいね数1万件以上、リツイート3000件以上、コメント数500件以上にのぼります。
Say hello to Punk Sanitiser
To help with the shortages, we have just started working on making hand sanitiser at our distillery in Scotland. We are determined to do everything we can to try and help as many people as possible stay safe.
It’s time to keep it clean. pic.twitter.com/1rNoGqdVXF
— BrewDog (@BrewDog) March 18, 2020
なお、当初“Punk Sanitiser”はどこでどのように提供されるのかは明らかになっておらず、「必要な人に配られる」とだけ伝えられていました。しかし、3月22日に医療機関・Aberdeen Royal Infirmary’s Intensive Care Unitに配布されることを創業者がツイートで報告しました。
We are bottling our sanitiser today. Aberdeen Royal Infirmary’s Intensive Care Unit got in touch to tell us that they out of sanitiser. So we are delivering to them, for free, this afternoon. pic.twitter.com/Tv7wqyqeIT
— James Watt (@BrewDogJames) March 22, 2020
また、このような取り組みを始めたのは同社だけではありません。ルイヴィトンで有名なLMVHは香水の生産ラインをサニタイザーの製造に切り替えたり、その他複数のアルコール会社も同様の動きを見せています。
たとえ自社の事業が新型コロナとの関連がなくとも、収束に貢献できる取り組みを各企業が始めています。
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