変わらない男女不平等を伝える、国連機関・UN Womenの“タイムトラベル動画”

Case:UN Women’s|Time-Traveling Ad

ジェンダーや女性のための活動をする国連機関・UN Women が行ったツイッターキャンペーンをご紹介。

UN Women は、1950年から2020年までの間、労働における男女の不平等がほとんど改善されていないことを発表。そして、そんな現状を伝える動画を作成し、ツイッターの公式アカウントに投稿しました。

動画内では、“働く女性の現状”についてのニュースが映し出されます。

とあるキャスターが、労働においていかに男女が不平等であるかを伝えているこのニュース。キャスターの目の前にはタバコや黒電話、マイクが置いてあり、モノクロな画面からも1950年代のニュースであることがわかります。

しかし、キャスターとニュースの内容は同じまま、だんだんとスタジオの様子が変わっていきます。画面はカラーになり、タバコや黒電話、マイクは消え、代わりにノートパソコンが置かれ、2020年の現代のニュースに切り変わります。

つまり、1950年から2020年までの間、問題が何も改善されていないというメッセージが込められているのです。
さらに、動画の最後では、2020年になってもなお、男女平等を実現できている国がないことを嘆くメッセージが表示されます。

同ツイートは現時点で、いいね数1200件以上、リツイートが600回以上にのぼり、90件以上のコメントが寄せられています。

男女共同参画を支援する、ユニークな本キャンペーン。UN Womenの取り組みの詳細は以下のリンクよりご覧いただけます。

https://www.unwomen.org/en/news/in-focus/international-womens-day

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