バズツイートから生まれた、英・スーパーマーケット発の“肌の色で選べる”絆創膏
Case:‘diverse’ plasters
イギリスのスーパーマーケット・テスコのダイバーシティーなキャンペーン施策をご紹介。
一般的な絆創膏は、薄いベージュの色をしていることが多いですが、同社は肌の色に合わせた異なる色の絆創膏を発売しました。
画像のようにライト、ダーク、ミディアムの3色から選ぶことができます。2月24日から1ポンドで販売されており、このような絆創膏を販売するのはイギリスのスーパーマーケットで初めてとのこと。
どういった背景でこの絆創膏は生まれたのか?実は、とある1人の男性のツイートがきっかけだったといいます。
It’s taken me 45 trips around the sun, but for the first time in my life I know what it feels like to have a “band-aid” in my own skin tone. You can barely even spot it in the first image. For real I’m holding back tears. pic.twitter.com/GZR7hRBkJf
— Dominique Apollon (@ApollonTweets) April 19, 2019
ドミニク・アポロンさんは、自分自身の肌の色とマッチした絆創膏を初めて身につけ、感動したという内容をツイート。結果的に、ツイートのいいね数は57万件以上、リツイート数は10万件を超えました。
このツイートがきっかけとなり、同社は絆創膏を発売。あらゆるバックグラウンドやコミュニティに属する消費者に向けて、より良いサービスを提供することが目的だといいます。
人種によってさまざまな色の違いがある“肌色”。消費者に寄り添った企業姿勢を見せた取り組みでした。
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