真っ赤なバスが各都市を行脚!ブレグジットの舞台裏を描いた話題のドラマ『Brexit: The Uncivil War』のプロモーション
Case: Brexit The Uncivil War
イギリスの公共放送局・Channel 4が制作し、1月7日に放送された話題のテレビドラマ『Brexit: The Uncivil War』。英国のEU離脱を決定した歴史的国民投票の舞台裏に迫る内容で、人気俳優のベネディクト・カンバーバッチが、世論をブレグジットへと導いたキャンペーンの主導者ドミニク・カミングス氏を演じます。
こちらはドラマのプロモーション動画。
2016年6月に行われた国民投票に先立ち、カミングス氏を中心とした離脱派は『Take back control(コントロールを取り返そう)』というスローガンを掲げた真っ赤な大型バスで全国を行脚していましたが、今回Channel 4はドラマのプロモーションにこのバスを使うアイディアを考案。
ブレグジット運動の象徴となった赤いバスのメッセージを『Take back the remote control(リモコンを取り返そう)』と変えて、ウィットに富んだフレーズで人々にPRしました。
Hoping this might bring us 350m viewers on Monday night… pic.twitter.com/IG257Soa7k
— Ian Katz (@iankatz1000) 2019年1月4日
バスはロンドンをはじめ、マンチェスターやリーズ、ノッティンガムなど国内各地をまわったとのこと。
今年の3月29日に離脱を控えているにもかかわらず、いまだEU離脱案は議会の承認を得られていないという現状の中、あらためて当時の国民投票にスポットをあてた話題作。余談ですが、ベネディクト・カンバーバッチが(カミングス氏に似せて)大きく後退した前頭部の生え際を披露したことも、視聴者から大きな注目を集めたそうです。
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