「ドラッグで商品が“買える”お店」スウェーデンのスポーツブランドが仕掛けた仰天キャンペーン
Case: Swap drugs for sportswear – workout is the new high
スウェーデンのスポーツブランド・Björn Borg(ビヨン・ボルグ)のキャンペーン「Swap drugs for sportswear – workout is the new high」をご紹介。
薬物の使用が合法であるオランダ・アムステルダムの街角にスポーツショップを開店。“お金を払う代わり”に、お客さんが所持しているドラッグを差し出すと店内の商品が「買える」という企画です。
店内に入り、「どうしたの、これ?!」と戸惑う男性客に「お手持ちのドラッグとスポーツウェアを交換します」と答える店員。
「運動をすることで、脳にはセロトニン・ドーパミン・エンドルフィンといった快楽物質が分泌されます。いわば、誰でも楽しめる“ハッピーなドラッグ”なんです」と店員は話します。
これに「この街でいちばんの“葉っぱ(麻薬)”ね」と、お客さんの反応も上々。
ちなみに、ドラッグを持っていないお客さんには通常通りのお会計、というオチが。
思いがけぬ形でスポーツウェアを手に入れた人々はホクホク顔。
本キャンペーンの一部始終を収めた映像のラストは、「あなたは、ドラッグ以外でもハイになれる」というメッセージで締めくくられます。
「体を蝕むドラッグを使うより、健康的なスポーツで“脳内ドラッグ”を楽しもう!」という、シンプルかつ本質的なキャンペーン。ドラッグが公認されているアムステルダムというロケーションが、このメッセージに真実味を与えています。
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