“ピザをベッドで食べる”ための特製パッケージ

Case: BP in Bed

カナダのピザチェーン・Boston Pizzaが、“ピザをベッドで食べる”ための特製パッケージをリリースしました。

一見おふざけに見えるパッケージデザインですが、その製作の背景としては“寝室でテレビを見る視聴者が増えていること”や、Netflix等のストリーミングサービスを通して、ドラマにハマって一気見してしまう「ビンジ・ウォッチング」という視聴形態が増えていることを同社は挙げています。

こちらは組み立ての手順を紹介したマニュアルです。誰でも簡単に、ピザのパッケージを“ベッドに居ながら楽しめる専用テーブル”へと組み立てられる点がポイント。

代理店のクリエイティブディレクターは「人の足にフィットするための十分な高さと、快適に食べるための十分な低さが必要でした。平均的な脚の幅、平均的なピザの重量、ベッドに沈む平均的な奥行きを補う必要がありました。」と、ベッドにもたれながらピザを食べるためにぴったりのサイズ感へのこだわりを明かしています。

この特製パッケージ段ボールは父の日に向けたキャンペーン(Twitter、Facebookを通して父親に関する内容をハッシュタグをつけて投稿する企画)のプレゼントとなることが発表されています。

ユーザーのちょっとしたインサイトを突く、遊び心のあるデザイン施策でした。

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