【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 10/20

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、キリンビール、そごう・西武/グリーンリボンキャンペーン事務局、京都府/Spotify、大分県、小田原市観光協会の5つの事例をご紹介。

1:写真や文字を“濾過”できる、クラフトビール体験コンテンツ(キリンビール)

濾過スタグラム

キリンビールの展開するクラフトビール『グランドキリン』は、個性がありながらも飲みやすく、日常で楽しめる新商品「グランドキリン WHITE ALE(ホワイトエール)」の発売、並びに各種350ml缶の発売を記念したプロモーションWEBサイト『濾過スタグラム』を10月13日(金)に公開。

キリンビールではクラフトビールを「造り手の顔が見えて、そのこだわりや遊び心を感じられ、味の違いや個性が楽しめるビール」と定義しているが、本サイトは、BluePuddleInc. の佐藤ねじ氏による、グランドキリンをお題にした、写真や文字を“濾過”(フィルター)することができるコンテンツになっている。一見すると、よくある写真共有SNSのタイムラインのようなサイトだが、下部のメニューにならんだ「フィルター」をタップすると、そのサイトに不思議な変化が起こり、その変化を通じて、クラフトビールに触れる体験ができる仕組みになっている。

2:Second Life Fashion~洋服の移植手術~(そごう・西武/グリーンリボンキャンペーン事務局)

セカンドライフファッション

そごう大宮店の開業30周年と、臓器移植法施行20周年を記念して、そごう・西武とグリーンリボンキャンペーン事務局は、昨年、国内外で大きな反響を呼んだ「Second Life Toys(セカンドライフトイズ) ~おもちゃの移植手術~」の第二弾とする、「Second Life Fashion(セカンドライフファッション) ~洋服の移植手術~」に取り組む。サービス開始に合わせ、特設サイトにてコンセプトムービーを、10月16日(月)から公開。

本キャンペーンは、移植医療の社会的な役割について、ファッションをきっかけとしてより多くの人に理解を深めてもらうことを目的とした新しいファッションサービス。大切にしていたけれども破れやほつれで着られなくなってしまった衣服を移植手術によって修復し、再び命を吹き込む。本サービスは無償で先着50着を提供予定。

3:「お茶の京都」の魅力を感じるプレイリストを公開(京都府/Spotify)

Road Trip to Kyoto –茶-

京都府は、音楽ストリーミングサービス Spotifyとコラボレーションし、京都府の地域活性化プロジェクト「お茶の京都」をテーマとした、日本茶のふるさと・京都府南部を巡るのにぴったりなプレイリスト『Road Trip to Kyoto –茶-』を10月17日(火)より公開。京都府では、今年の4月から約1年間にわたり、800年の歴史を持つお茶どころ、京都府南部の「お茶の京都」エリアの魅力を発信するプロモーションを展開中。それらを盛り上げるための様々なイベントが実施されることに先駆けて、本プレイリストの配信を決定した。

本プレイリスト全30曲の中には、京都府のために世界的ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎氏が手掛けた楽曲をはじめ、「石寺の茶畑」や「朝日焼」「黄檗山萬福寺」などを巡りながら聴きたくなる、様々な楽曲がセレクトされている。Spotifyの『Road Trip』シリーズのプレイリストは、テーマとなる街を訪れる際にぴったりな旅のサウンドトラックとして、世界のユーザーから支持されている。

4:おんせん県は、毎日が「プレミアムフロイデー」(大分県)

働き方改革・休み方改革や休み方が多様な視点で語られる今、源泉数・湧出量日本一を誇る大分県は日本一のおんせん県として動画で「プレミアムなお風呂でもっと楽しく休もう!」と休み方を提案すべく、新作動画を制作。その名も「プレミアムフロイデー」を、10月16日(月)に公開。また、10月27日(金)のプレミアムフライデーより、羽田空港に「プレミアムフロイデー」の電照看板広告を掲出。

大分県内の温泉を舞台に、総勢約70名で繰り広げられるミュージカル仕立ての本動画では、今回のためにつくられたオリジナルソング「Premium Furoiday」のリズムにあわせた桶を使ったダンスや気持ちいいお湯しぶき・舞い上がるシャボン玉などのパフォーマンスもあり、見ごたえ満載だ。

5:光と音がシンクロする小田原城の体感型イルミネーション(小田原市観光協会)

小田原市観光協会は、12月9日(土)から2018年3月4日(日)までの期間、小田原城で初めてとなる体感型イルミネーションイベント「小田原城 冬桜イルミネーション ~光と音が織りなすファンタジーショー~」を開催。本企画は、眺めるだけのイルミネーションとは異なり、会場に設置された8台のムービングライトによる多様な“光”と12基のスピーカーを使用した立体音響(3Dサウンド)の“音楽”をシンクロさせた演出プログラムとなる。

四季折々で色鮮やかに咲き乱れる小田原城の花々をイメージした、幻想的な“光”と“音”の演出に加え、カップルなどで手をつなぐと花々の“色”が変化して動きだすスポットも用意。小田原城本丸広場と天守閣の展望デッキ、どちらでも楽しめる企画のため、期間中は天守閣の開館延長も行う。

 

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