中国人俳優がヘルシンキ空港で30日間生活!その模様をSNSで配信
Case: #LIFEINHEL
ヨーロッパ有数のオンライン旅行会社・Travellinkで「The best airport in the world(世界最高の空港)」と評されたヘルシンキ空港が、ユニークなソーシャルメディア施策を発表しました。
「#LIFEINHEL」と名付けられたこの施策。中国の俳優・朱晓辉(Ryan Zhu)氏が、10月10日から30日間にわたりヘルシンキ空港内の小さなキャビンに住み、その様子をソーシャルメディアで配信するという試みです。
「空港で“生活”している様子」を配信することで、評価の高い・優れた空港であることをユニークなアングルから発信する狙い。さらに中国人俳優を起用することで、アジアから最短最速でアクセスできるヨーロッパの空港であるという点も示唆する思惑があるようです。
ヘルシンキ空港を運営するFinaviaのマーケティング・コミュニケーション担当者は「空港の全員がRyan Zhuの到着(プロジェクトの開始日)を待っている。ヘルシンキ空港を本当の自宅のように感じてもらいたい」と意気込み十分。
プレスリリースに記載されているソーシャルメディアのアカウントは、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、Weibo、WeChat、Yizhibo(中国の生放送配信サービス)、Youku(中国の動画共有サービス)とあり、中国人ユーザーへの対応もバッチリ。本取り組みのプレスキットも英語、フィンランド語、スウェーデン語、ロシア語、中国語と5か国語分を用意する力の入れようです。
現在10月10日のチャレンジ開始を控えて、これらSNSを通じて積極的に告知投稿がなされています。weiboではRyan氏のアカウントでもPRされています。
数ヶ月間にもわたり“空港から出られなくなった男”にスポットをあてて描かれた映画『ターミナル』(The Terminal)を彷彿とさせる本企画。開始後の展開にも注目が集まります。
(via #LIFEINHEL)
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