【グッドデザイン・ベスト100】社会福祉法人ぷらいむキッズ『かしまだ保育園』 プレスリリース

■グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。 60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれながら、 デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動をしています。

2023年度グッドデザイン賞は、4月4日から募集を開始して5,447件が審査の対象になりました。それに対して、国内外のデザイン関連分野の第一人者で編成された審査委員会によって、二次にわたる厳正な審査を実施した結果、全1,548件の受賞が決定しました。(https://www.g-mark.org/learn/past-awards/gda-2023/results

■審査委員による評価コメント

一見は風車ふうのシンプルな保育園だが、大胆かつ繊細な教育の空間に仕上がっている。教育者と設計者との対話は極めて緻密かつ挑戦的だったのだろう。守るべき点は守り、変えるべき箇所は見事に見え隠れする空間に変わった。教育・運営・建築が同時に挑戦した成功事例であり、高く評価されるべきだ。

https://www.g-mark.org/gallery/winners/17758?years=2023

■かしまだ保育園の環境について

【園庭】

 北側は平間緑道、南側は府中街道に面した恵まれた環境で、かつて川崎市沿岸部の工業用水に重要な役割を担ってきた調圧塔がこの地のシンボルとして存在してきたことを踏まえ、円筒型の調圧塔があった場所に、丸いプレイサークルが作られています。田園風景をそのままに、地域の人たちからも子どもたちの遊んでいる風景が見えるような設計になっています。園庭全体が緑道と繋がることで、地域全体で子どもたちを見守りながら育てていく温かな繋がりを生み出しています。今後も積極的に多世代との出会いや交流の機会を作っていきます。

【園舎】

 建物は園庭の丸を包み込むように2つの棟が繋がっており、南側を「たいよう(太陽)」、北側を「かぜ(風)」と名付けられました。この棟の名称は職員がアイディアを出し合って決めたもので、緑道側の樹木の様子や季節によって変わる太陽の動きや天気の様子などを感じながら子どもたちが育つ場所になってほしい、という願いが込められています。

保育室は仕切りのない広い空間となっており、子どもたちが安心安全に過ごせるように職員間の連携が取りやすいところが魅力です。広い空間をどのように利用するのか、どのような配置にすると遊びが盛り上がるのかを考えながら保育を進めています。机や棚の配置の変更等、環境づくりを工夫していくことで、保育者の保育力も日々磨かれていきます。

さらに、職員が集う職員ホールは、柱の周りを囲んで円状に机が配置されています。職員会議や給食の時間にお互いの顔がよく見えるのでコミュニケーションをとりやすく、働く職員にとっても居心地の良い環境です。

■かしまだ保育園のルームツアーについて

 ぷらいむキッズが運営するYouTubeの「保育TV」(https://www.youtube.com/channel/UCuyJ9l-lLb5xBgs65sHyLrQ)では、ぷらいむキッズの現役保育士が企画・MCを行い、自分達で番組を作り出しており、好評いただいております。保育業務だけでなく、幅広い仕事ができるのも、ぷらいむキッズで働く魅力の一つです。かしまだ保育園を紹介した動画もありますので、是非ご覧ください。

【ルームツアー】かしまだ保育園を見学してみた 前編【幼稚園/保育園】

【ルームツアー】かしまだ保育園を見学してみた 後編【幼稚園/保育園】

Photo:Yuichi Higurashi

ぷらいむキッズは今後も「次世代の育成を通じた社会貢献」さらには「自分で考え行動し世界へ展開できる人財を培う」を理念として保育園運営をしていきます。園児数の増加に伴い、一緒に働く保育士を募集しております。園見学もできますのでお気軽にお問い合わせください。

配信元: PR TIMES
企業プレスリリース詳細へ »

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る