【本日公開!】命のためにエイズ、結核、マラリアと闘う人びとを追ったグローバルファンド20周年記念ドキュメンタリーシリーズ『何事も夢から始まる』|結核編「生死をさまよい、今は希望をつなぐ当事者代表へ」 プレスリリース
『何事も夢から始まる』特設ページ
https://fgfj.jcie.or.jp/about/project/gf20thfilm/
世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の設立から今年で20年。
(公財)日本国際交流センター グローバルファンド日本委員会は、グローバルファンド20周年を記念して制作したドキュメンタリーシリーズ『何事も夢から始まる』(全3回+特別編)の第2弾となるベトナム・結核編エピソード「生死をさまよい、今は希望をつなぐ当事者代表へ」を本日9月28日に公開しました。
新型コロナで身近になった感染症。世界には多くの感染症がありますが、なかでもエイズ、結核、マラリアは長年にわたり世界で多くの命を奪ってきました。『何事も夢から始まる』は、3つの感染症の終息という夢をもって立ち上がり、命のために闘う人びとが主役のストーリー3編と特別編からなるドキュメンタリーシリーズ。
本日より公開の結核編エピソードは、ベトナム・ハノイが舞台。東南アジアは結核患者発生分布が世界1位の43%を占め、結核高まん延国であるベトナムは、最も効果の高い結核治療薬に耐性を示し、長期にわたる治療が必要となる多剤耐性結核の高負荷国でもあります*。結核編では、若くして多剤耐性結核を発症したフィオナが、グローバルファンドの結核治療の支援を通じて病を克服し、自身の夢とベトナムと世界の結核の終息という夢の実現に向けて、家族や医師、学校の先生たちに支えられ、また自らも結核で苦しむ人々を支えながら、前向きに結核対策に取り組む姿を追っています。
グローバルファンドは、低・中所得国の三大感染症対策に資金供給を行う保健分野最大の官民連携基金です。資金提供を受ける国が自ら行う三大感染症の予防、治療、感染者支援、保健システム強化に資金を提供し、支援対象国は100以上の国・地域にのぼります。先週9月21日には、米国ニューヨークにてバイデン大統領の主催で2023年~25年に必要な資金を調達するための第7次増資会合が岸田総理大臣を始めとした各国首脳の参加のもと開催され、過去最高額の支援額を調達しました。(詳細はこちら:https://fgfj.jcie.or.jp/news/2022-9-21_seventh_replenishment_conference/)
年間約250万人もの命を奪うエイズ・結核・マラリアの流行を終わらせることを大目標とし、コロナ禍を経て、三大感染症対策の進捗が新型コロナの影響を大きく受けて後退していることを受け、引き続き、グローバルファンドが果たしうる役割への高い期待を示すものと言えます。
*世界保健機関(WHO)Global Tuberculosis Report 2021 (https://www.who.int/teams/global-tuberculosis-programme/tb-reports/global-tuberculosis-report-2021)
【本編(21分45秒)】
グローバルファンド20周年記念ドキュメンタリーシリーズ
『何事も夢から始まる』 #夢はじ
https://fgfj.jcie.or.jp/about/project/gf20thfilm/
企画・制作統括責任:
公益財団法人 日本国際交流センター(JCIE)/グローバルファンド日本委員会(FGFJ)
映像演出・制作:
株式会社アクトアドベント http://www.actadvent.co.jp/
ナレーション:
窪田等
公開スケジュール:
■特別編(公開中) https://youtu.be/xUmjzmprXQI
ベトナム、エルサルバドルのストーリーを軸に、感染症との闘いの歴史を交え、日本の専門家が世界の感染症対策の「今」と「未来」を語る。
■マラリア編:夢をかなえたエルサルバドル ~マラリアフリー達成~(2022年10月公開)
コロナ禍の2021年、エルサルバドルは世界保健機関(WHO)のマラリアフリー認証を獲得した。50年以上をかけて実現したマラリア終息という夢。その背景には、国民と政府の強い連携や、家族や隣人を想う愛があった。
■エイズ編:撮影中・タイトル未定(2022年11月公開)
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■世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)について
グローバルファンドは、低・中所得国の三大感染症対策を支える官民連携基金。G7を初めとする各国の政府や民間財団、企業など、国際社会から大規模な資金を調達し、低・中所得国が自ら行う三疾病の予防、治療、感染者支援、保健システム強化に資金を提供しています。2002年の設立以来、グローバルファンドの4400万人の命が救われた2020年以降の新型コロナ対策では、ACTアクセラレーターの主管機関として、検査、保健システム、治療で大きな役割を担っています。2000年のG8九州・沖縄サミットで、議長国日本が感染症対策を主要課題として取り上げ、追加的資金調達と国際的なパートナーシップの必要性についてG8諸国が確認したことが、グローバルファンド設立の発端となりました。このことから、日本はグローバルファンドの「生みの親」のひとつと言われています。https://www.theglobalfund.org/en/
■グローバルファンド日本委員会(FGFJ)について
グローバルファンド日本委員会は、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)を支援する日本の民間イニシアティブ。グローバルファンドに対する理解を促進するとともに、感染症分野における日本の役割を喚起し、政策対話や共同研究、国際シンポジウム、視察プログラム、一般向けの意識啓発などを実施しています。(公財)日本国際交流センターのプログラムとして運営されています。
グローバルファンド日本委員会 https://fgfj.jcie.or.jp/
(公財)日本国際交流センター https://www.jcie.or.jp/japan/
配信元:
PR TIMES
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