【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 3/18
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、セイコーホールディングス、鏡月、カメヤマ/サクマ製菓、高知県地産外商公社、ワコールの5つの事例をご紹介。
1:音楽は、形を持たない、時間を制する芸術「Art of Time」(セイコーホールディングス)
セイコーホールディングスは、グループスローガン「時代とハートを動かす SEIKO」をテーマとしたブランド・ミュージックビデオ「Art of Time」を、3月14日(月)よりYouTubeにて公開。
本動画では、時計職人の技術と、最小サイズ0.7mm、47種類約1200のパーツにより、精密で美しい「時間」のアートが織り成される。さらに、音楽は、セイコーホールディングスグループCEOが作曲した楽曲に、社員から集めた歌詞を散りばめ、アーティスト・やくしまるえつこ氏が歌唱している。音楽は、形を持たない、時間を制する芸術。「Art of Time」というタイトルには、「時に音楽を乗せて、人々に豊かな時間を提供したい」と いうセイコーの思いが込められている。
2:ユーザーのアクション連動型“ふんわり妄想”マンガコンテンツ(鏡月)
サントリースピリッツは、「ふんわり鏡月」のプロモーション展開として、女子が生活の中で頻繁に“妄想”していることを受けて、女子の“妄想”をテーマに、浅野いにお氏など人気漫画家が描き下ろしたマンガが楽しめる特設サイト「ふんわり妄想マンガシアター」を3月7日(月)にオープン。本サイトでは、女子の“妄想”をテーマにした、ユーザーのアクションに連動して変化するマンガを楽しむことができ、公開されるマンガは、すべてが人気漫画家による本特設サイト限定の描き下ろし作品になる。
例えば、浅野いにお氏が描く「ふんわり男」では、繰り返し読むことで(アクセスする度に)男視点、女視点が切り替わり、マンガのストーリーが別視点で変化する作品を楽しむ事ができる。また、今日マチ子先生が描く「甘酸っぱい男」では、3月8日(火)から発売する「ふんわり鏡月 ライチ」の首かけにかけてあるシリアルコードを入力することで、マンガの続きを読むことができるようになっている。
3:食べられない!サクマドロップのお線香(カメヤマ/サクマ製菓)
ローソク・線香の製造販売を手掛ける、カメヤマは、サクマ製菓とコラボし「サクマドロップス」のお線香を昨年秋に発売。今作品で8作目となる好物シリーズのお線香だが、シリーズ史上過去最高の出足を記録し、最短で1万個販売を達成した。本商品は、ひと箱に、いちご・りんご・オレンジ・メロンの4種類の香りが入っており、パッケージはサクマドロップの缶っぽさを出すためにメタリックの紙を使用。毎日のご供養はもちろん、お部屋の芳香・インセンスとしても使ってもらうことを想定している。1箱600円(税別)。
4:高齢化県・高知発“日本をポ爺ティブに。”が合言葉のダンスムービー(高知県地産外商公社)
高知県は県民の3人に1人が65歳以上で、高齢化率が全国2位という全国でも有数の高齢化県。その状況を前向きにとらえ、 <日本をポ爺ティブに。>を合言葉に、高知のポジティブ・パワーを日本全国に伝えようと2月26日(金)にデビューしたのが、平均年齢67歳、合計年齢336歳の高知のお爺ちゃんアイドルグループ「爺-POP from 高知家 ALL STARS」。
彼らが歌って踊るダンス「高齢バンザイ!」は、海外メディアでも取り上げられ、YouTube再生回数は約2週間で30万回を超え、国内外問わず話題に。3月14日(月)には、同じダンスを、老若男女問わず募集し投稿された“踊ってみた”動画の中から、高知家 ALL STARSの動画をまとめた「高齢バンザイ!」高知家 ALL STARS ver.を公開。高知県出身で「毎日かあさん」「ダーリンは70歳」作者の西原理恵子氏の動画も合わせて公開されている。「高知家 ALL STARS」は、高知県地産外商公社が、まるでひとつの家族のような県民性をコンセプトとして高知の情報を発信している高知家プロモーション。
5:「Her True Stories」(ワコール)
ワコールは、企業メッセージ動画「Her True Stories」を3月15日(火)より公開。本動画は、成長期の女の子にとって「理想的な相談相手」である母親にすら打ち明けられないココロとカラダの悩みを抱えているという実態を踏まえ、その心の声を“喋る不思議なぬいぐるみ”が引き出す過程を追ったドキュメンタリー動画である。
また、この動画の発表に先立ち、2月に行った調査では約8割のお母さんが「思春期の娘と体や下着についてもっと話すべき」と答えるなど、母娘がより深いコミュニケーションを必要としていることが明らかとなっている。この動画が、全ての母娘の間に「気づき」をもたらし、コミュニケーションのあり方を見直すきっかけとなることを目指している。
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