go vote! パタゴニアが直営店で「選挙カフェ」を開催&特設ページ公開
アウトドアブランドのなかでも、積極的な環境保護活動などへの取り組みで知られるパタゴニアが、2026年2月8日(日)に行われる衆議院議員総選挙にあわせて啓発動画「go vote 2026」を制作、公式サイトに特設ページをオープンしました。
「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」という明確なミッションステートメントを掲げる同社。選挙での投票行動を「政党や候補者の選択」ではなく、気候危機・自然危機に対して、どれだけ切迫感を共有できるかという視点でとらえます。そして、生活者に投票を呼びかけることで、その思想を体現させました。
特設ページでは、気候変動が暮らしや仕事、そしてアウトドアスポーツにまで影響を及ぼす「身近な問題」であるとして、「地球のために投票する」という考え方を提示。気象変動やエネルギー問題、物価上昇などの日常生活の不安と「環境問題は切り離せない」というメッセージは、ブランドの一貫した表現であり、強い説得力があります。

こうしたオンラインでの発信と同時に、全国の直営店舗で「選挙カフェ」を開催。これは選挙にまつわる対話をするための場として設けられ、特定の政党や候補者を支持するものではありません。
リラックスした雰囲気で「投票する意味とは何か」「地球のために投票するとはどういうことか」を自らの言葉で考えられるよう設計したといい、選挙への関心を高めます。
この施策は、同社の社会・政治的なアクティビズム啓発活動であり、企業スタンスを生活者に正面から示すCSR活動です。ブランド哲学を顧客、さらには生活者へとていねいに共有することで、未来を選び取る姿勢を打ち出しました。
こうした活動は、ブランドへの信頼や共感を高める効果が期待できます。また「企業が政治に触れること」を忌避せず、ミッションにもとづいて社会課題と向き合う姿勢は、パタゴニアならではのPRといえるでしょう。
国政選挙をテーマにした企業の取り組みは「選挙割」などの消費インセンティブ型が中心ですが、この事例には価値観に根ざした「対話」を生もうという独自性があります。
生活者の行動を変えるきっかけをつくり、より良い未来に向けてともに考える場を設けることで、パタゴニアのブランド哲学をそのまま社会に接続した、象徴的なパブリックリレーションズ活動が行われています。
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