パナソニックと美容シェアサロンが提携 美容師と顧客の体験で紡ぐ物語

フリーランスの美容師・ネイリスト・アイリストが利用するシェア型ビューティーサロン「GO TODAY SHAiRE SALON」。その表参道店が、パナソニックビューティーとのコラボ店舗としてリニューアルしました。最新ドライヤー「ナノケア」を全席に設置し、ヘアアイロンなどのヘアケア家電も展示。サロン滞在中に顧客が自由に美容家電を体験できる、新しい空間だといいます。

ここでは、家電量販店のように販売スタッフが製品を説明するのではなく、髪のプロフェッショナルである美容師たちが実際に使用し、現場でのリアルな使用感を共有。家庭で愛用されてきた製品を多く有するナショナルブランドであるパナソニックビューティーが、美容のプロフェッショナルと顧客とのコミュニケーションを通じて、新たなブランディングを行います。

GO TODAY SHAiRE SALONは、マンツーマン施術が中心のシェア型サロン。ヘアカラーやトリートメントの放置時間など、顧客にとって自由に過ごせる“余白”が生まれやすい環境だといいます。このコラボサロンでは、その“余白時間”を活かし、美容家電を自然に体験できる空間づくりに挑戦しました。

美容師が実際に製品を使いながら語ることで、製品の魅力がよりリアルに伝わる。「使ってみたらこうだった」というプロの経験談から、顧客へと商品特徴が伝わります。

パナソニックビューティーは一般消費者には馴染み深いブランドですが、いわゆる美容室専売製品や業務用製品のような展開は行われていません。そのため、美容師との接点が少なかった存在だといいます。今回の取り組みでは、美容師自身が製品に触れ、知見が広がり、顧客との会話にも新たな幅が生まれることをGO TODAY SHAiRE SALONは期待しているそうです。

サロン広報・マーケティング担当の西山佳佑さんは、「サロン体験は髪を切るだけでなく、話を聞く・聞いてもらう、悩みが解決される、気分が上がるなど、小さな体験の積み重ねにある」と語ります。今回のコラボは、そうした体験の価値をさらに高める第1歩として位置づけられました。

また、「Panasonic Beauty AWARDS 2025」と題した髪質改善コンテストを開催予定。GO TODAY SHAiRE SALONの複数店舗において、応募者向けに施術・撮影スペースが無料で開放されるなど、両者の協力関係のもとで美容師の発信を支援する取り組みを展開します。

このコラボレーションは、美容師と顧客がともに製品を体験し、語り合うことで生まれるサロンのかたちを示します。これは、製品ではなく“人”を中心に置き、コミュニケーションを軸に双方の存在感を高めることを企図したPR事例です。

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