書店は「本に出会う」だけではないーー本の楽しみをひろげる啓林堂書店50周年記念イベント
株式会社啓林堂書店は、創業50周年を記念し、読書体験の楽しみを広げる連続イベント“はじめよう、ブックライフ”と店頭フェアを、2025年10月中旬から11月中旬にかけて実施します。
イベントでは、消費者の「読書体験」を、これまで書店が提供してきた“本に出会う”瞬間だけではなく、本が生まれる瞬間や本が読者に届くまでといった“本を読む前”から、本の読み方や感想の発信といった“本を読みながら〜読んだ後”にまで拡張し、さまざまなコンテンツを用意しました。
50周年記念店頭ブックフェアでは、「#わたしを夢中にした本」をテーマに、おすすめの本が紹介されます。同書店の運営に携わる人からの多様な視点で紹介される本は、訪れた人に「こんな本があったのか」「こんな本の読み方があるのか」といった新しい本と出会いやの発見を与える内容となっています。
本を読んだ後の発信について学べるイベント『読書は「書く」と楽しい。発信すると、もっと楽しい。』では、ベストセラー「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」で話題の文芸評論家・三宅香帆さんと、SNSフォロワー数11万人以上を誇るブックスタグラマー・しんやさんが登壇。ゲストから実際に体験談や本の読み方・書き留め方を聞くことができ、参加者にとっても本の魅力発信のきっかけになるイベントとなりそうです。
『クリエイティブ読書会』では、編集者であり「一冊入魂」をモットーに本作りを行うというミシマ社代表の三島邦弘さんが登場し、本を内容理解のためだけでなく、着想を得るために読む方法を伝えます。通常の読書とは異なる視点での本を味わい方を知ることができ、本好きのユーザーがすぐに実践できる内容となっています。
また、“本が生まれる”瞬間や、“本をつくる、届ける”に着目したイベントも開催。歌人として活躍する岡野大嗣さんを迎えたイベントでは、言葉にならないものの捉え方や表現について語られ、実際に開催地である奈良をテーマにした短歌体験も行われます。
少数精鋭で本作りに取り組む出版社・ライツ社、本の雑誌社が登壇するイベントでは、本の企画の創造性や、作家の独創性、本を世に行き渡らせるための営業といった、本を世に送り出す喜びと苦労を、2社のトークスタイルで伝えます。普段はなかなか触れることのない、本が生まれ読者の手元に届くまでの裏側について知ることができ、読書ファンからも人気を集めそうなイベントとなっています。
本に関わる多くの人の想いを通し、読書をさまざまな視点で深堀りする本イベント。「読書の秋」のシーズナリティーと合わせ、話題性のある取り組みとなりそうです。ブランドのミッションである「すべてのブックライフによりそう」を体現する内容は、ブランドのイメージアップや認知拡大にも繋がりそうです。
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