\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<9/29-10/5>
PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、アサヒビール、UHA味覚糖のコロロ、アディダスジャパン、宮崎県都城市、銚子電鉄の事例紹介記事をまとめてお届けします。
1. エガちゃんが「アサヒ空想開発局」社外取締まられ役に就任「アサヒEGA BEER」
タレントの江頭2:50さんとアサヒビール株式会社が共同開発したビール「アサヒEGA BEER(アサヒ エガビアー)」が登場。これは、同社の新商品テスト販売サイト「アサヒ空想開発局」で展開するコラボレーション企画の第1弾商品です。
「アサヒEGA BEER」は「ビール好きの江頭2:50さんと本気でつくった、ビール好きのためのビール」をコンセプトに開発されました。パッケージデザインのモチーフは、もちろん江頭2:50さん。表面は“エガちゃん”を象徴する黒タイツと上半身のカラーリングをロゴに反映しています。裏面には「E」「G」「A」の文字をそれぞれあしらった赤・黒・白色の3色デザインと、「エガちゃんねる」で象徴的に使用される“×”印を施したシルバーを基調としたデザインです。
このビールは、購入時に赤・黒・白色の缶がランダムに封入された「E・G・Aパッケージ(ランダム封入)」と「エガシルバーパッケージ」の2種類から選択できます。「アサヒ空想開発局」社外取締まられ役という肩書の、江頭2:50さんの名刺が1セットにつき1枚特典として付与されます。
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2. マツコ・デラックスが昭和の新人アイドルに変身ーーグミ「コロロ」新CM公開
UHA味覚糖株式会社は、果実のような贅沢食感のグミ「コロロ」の広告にマツコ・デラックスさんを起用。2025年9月16日(火)より、新CM「アイドルマツコ」篇のオンエアを全国で開始しました。
マツコさんは、以前からテレビ番組内でも「コロロ」好きを公言しており、起用はブランド愛に裏打ちされたもの。CMでは昭和の歌番組を思わせる華やかな舞台を再現し、「はじける笑顔に一億人がいちコロロ」という司会者の紹介から、スポットライトを浴びる新人アイドル・マツコの姿が映し出されます。80年代アイドルになりきった姿に、コロロのフレッシュさや弾ける食感を重ね合わせています。
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3. 残暑と闘うビジネスパーソンを救え Adidasが有楽町で大規模サンプリング
アディダスジャパン株式会社が、東京・有楽町の交通会館前で、ビジネスシーンにも対応できるというテーラードジャケットの大規模サンプリングを2025年9月25日(木)に実施しました。試着・アンケート調査に協力した100人に、税込販売価格14,300円の「ACE TAIILORED JACKET」をそのままプレゼントするという大胆な施策です。
事前に告知がなくとも、SNSでも受け取った人による投稿がバズを起こしたこの取り組み。このジャケットを含む製品ライン「Adidas ACE Collection」は、同社の日本企画・開発商品です。
イメージモデルには、元サッカー日本代表の槙野智章選手を起用、販路はスーパースポーツゼビオに限定しています。
スポーツアパレルの巨大企業だというブランドアイデンティティーを、元サッカー日本代表選手を起用することで表しますが、販路を限定するなど社内外ブランドとの差別化を図る戦略が描かれているようです。
この事例では、高額商品を配布することで事後の発話を招くだけでなく、残暑厳しい東京を行き交うビジネスマンを応援しようという同社の姿勢を示しました。
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4. 宮崎県都城市が車両広告を独占 東京モノレール企画電車「都城号」を運行
宮崎県都城市は、2025年10月1日(水)から12月31日(水)までの3カ月間、羽田空港からモノレール浜松町駅までを結ぶ東京モノレールで、企画電車「都城号」を運行します。1編成(6両)の車両内の窓上からドア横、中吊り広告まで、全ての広告を都城市がジャックし、「日本一の肉と焼酎のふるさと・都城」をPRするものです。
都城市による同様の企画電車運行は平成27年度からで、今回が11回目。1日平均11往復するという企画車両を通じて、羽田空港を往来する人に地域の魅力を伝えます。
掲出されるポスターは黒と赤を基調にした2種類。黒のデザインには鉄板で焼かれる分厚い肉と黒霧島を、赤のデザインにも肉と赤霧島をそれぞれ配置。構図は同じながら、黒と赤を対比させることで、シンプルながらも強い視覚的インパクトを放っています。
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5. 銚子電鉄「1140 最低賃金号」運行 最低賃金の広報・啓発ポスター掲出
2025年10月1日(水)より、銚子電気鉄道株式会社の銚子電鉄線において「1140 最低賃金号」の運行が開始されました。
千葉県の最低賃金が10月3日(金)から時間額1,140円となることにちなみ、特別ヘッドマークを掲載するほか、車内には最低賃金に関する広報・啓発ポスターを多数掲載。実施期間は、10月1日(水)から31日(金)までの1カ月間です。
株式会社千葉日報社は、厚生労働省千葉労働局による最低賃金の改正、引き上げに関する助成金などの広報を支援しています。
その千葉日報社の広告プランとして、車両広告ジャックと新聞広告、広報支援をセットにした「特別プラン」の一環として実施される初めての事例です。
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先週はアサヒビールの本気のコラボレーション、「アサヒEGA BEER(アサヒ エガビアー)」の紹介記事が多くの関心を呼びました。コラボ第1弾ということなので、次回以降の展開も気になる施策です。
また、アディダスジャパンの大胆なサンプリング施策、銚子電鉄の新たな広告パッケージ事例など新たな挑戦を感じさせる事例にも注目が寄せられました。
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