瓶牛乳×缶ドロップ×ご当地土産 3社コラボのレトロキャンディー発売

2025年10月1日(水)、伊勢志摩限定の新商品「あずきみるくあめ」が登場しました。商品を開発したのは、三重県伊勢市の山村乳業、缶ドロップで知られるサクマ製菓、観光土産に強い長登屋の3社。瓶牛乳、缶ドロップ、ご当地土産という要素を組み合わせたコラボ商品です。

山村乳業の「山村牛乳」とあずきを合わせた上品な味わいが特徴だというキャンディーは、パスチャライズ殺菌による牛乳本来のコクを生かしているそうです。牛乳本来の美味しさにサクマ製菓の技術を加わえて、やさしい甘さに仕上げたといいます。

レトロデザインが購買を後押し

パッケージはサクマ製菓の缶ドロップをベースに、山村乳業の瓶牛乳をモチーフとしたデザイン。レトロ感と地域限定の特別感を表現しました。デザインの一部は“ミルクマイスター®高砂”氏が手がけ、牛乳の温もりや郷愁をグラフィックで描き、伊勢志摩らしさを盛り込んでいます。

このデザインは「手に取りたい」「写真に残したい」といった動機を刺激し、見た目でも選ばれる商品となりそうです。

観光客に届ける販路戦略

販路は観光動線を意識し、山村乳業の直営店「山村みるくがっこう 外宮前店・内宮前店」をはじめ、高速道路サービスエリアや道の駅、鉄道売店、さらにホテル、土産店、ドライブイン、テーマパークなど各所に展開。税込価格は486円です。

「いせしませんぐう旅」ロゴもデザインし、2033年の式年遷宮を見据えて地域ブランドの発信に活用。お土産として旅の思い出を形にすると同時に、地域文化を伝える役割を担います。

レトロ感が地域ブランドを強化

昭和レトロブームは若年層から中高年層まで幅広く支持され、海外からの観光客にも人気。市場背景に即した企画は、地域の観光消費や活性化に直結する事例といえます。

「あずきみるくあめ」は、レトロとご当地感を組み合わせ、地域と企業のブランドを同時に発信する商品。瓶牛乳、缶ドロップ、土産をつなぎ、伊勢志摩ならではの物語を加えることで、観光地の魅力を引き立てています。

観光客には思い出を、地域には経済と文化の循環をもたらそうというコレボレーションが行われました。

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