残暑と闘うビジネスパーソンを救え Adidasが有楽町で大規模サンプリング
アディダスジャパン株式会社が、東京・有楽町の交通会館前で、ビジネスシーンにも対応できるというテーラードジャケットの大規模サンプリングを2025年9月25日(木)に実施しました。試着・アンケート調査に協力した100人に、税込販売価格14,300円の「ACE TAIILORED JACKET」をそのままプレゼントするという大胆な施策です。
事前に告知がなくとも、SNSでも受け取った人による投稿がバズを起こしたこの取り組み。このジャケットを含む製品ライン「Adidas ACE Collection」は、同社の日本企画・開発商品です。
イメージモデルには、元サッカー日本代表の槙野智章選手を起用、販路はスーパースポーツゼビオに限定しています。
スポーツアパレルの巨大企業だというブランドアイデンティティーを、元サッカー日本代表選手を起用することで表しますが、販路を限定するなど社内外ブランドとの差別化を図る戦略が描かれているようです。
この事例では、高額商品を配布することで事後の発話を招くだけでなく、残暑厳しい東京を行き交うビジネスマンを応援しようという同社の姿勢を示しました。
さらに、試着からアンケート調査を実施することで、真夏日が続くなか「衣替え」に悩まされている人びとのリアルなユーザーインサイトを収集する体験型マーケティング事例です。
オン・オフに対応できるテーラードジャケットは、アパレル各社の「ドル箱商品」。そこにスポーツアパレルブランドが参入するにあたって、気候変動にも対応する「機能性」を訴えます。さらに、実際の着用感を体験してもらうことで、口コミ効果による商品認知や購買意欲の高まりを期待しているようです。
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