中止の危機に直面する花火大会を救え!キリン晴れ風が支援を拡大

キリンビール株式会社は、2024年の「キリンビール 晴れ風」発売以来、日本の風物詩を守り、人々の笑顔を未来につなげることを目指す取り組み「晴れ風ACTION」を実施しています。

近年、物価高騰による運営コストの増加や、警備体制強化に伴う人的・財政的負担の影響で、多くの花火大会が中止や規模縮小に追い込まれています。こうした課題を背景に、キリンビールは晴れ風の売上の一部を、花火大会の継承に充てる活動を展開してきました。

2025年夏における晴れ風ACTIONでは、支援対象を前年の2倍となる95の自治体へと拡大。特設サイトでは、支援先の自治体一覧や、これまでの寄付総額、寄付の手順なども公開されています。

さらに今年からは、東急ホテルズとの協働が新たにスタート。全国の東急ホテルズのうち22ホテルの宴会場で晴れ風(中びん)を注文すると、提供本数に応じて東急ホテルズからも1本あたり0.8円の寄付が行われる仕組みで、花火大会の支援に貢献します。

自社商品の売上を活用して、日本の伝統行事である花火大会を支援するという、社会課題の解決とビジネスの両立を図る取り組み。単なる寄付にとどまらず、パートナー企業との連携によって支援の輪を広げている点も特徴的です。

中止が相次ぐ花火大会への支援を起点に、ブランドへの共感と社会的信頼性を高めており、企業の社会貢献活動として優れた事例でした。

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