自販機の扉を開くと、地下に広がる癒しの空間。綾鷹「ヒトクチヒトイキ茶室」が渋谷で開催
コカ・コーラシステムは、緑茶ブランド「綾鷹」のブランドメッセージ「ヒトクチ、ヒトイキ。自分のリズムでいこう。」を体感できるリアルイベント「ヒトクチヒトイキ茶室」を、2025年5月15日(木)から2025年5月18日(日)までの4日間、渋谷・OPEN BASE shibuyaで開催します。
本施策は製品訴求だけでなく、日常の忙しい日々の中にヒトイキできる時間を作り出し、ヒトクチで自分のリズムを取り戻すことを伝えるのを目的に企画されたもの。急須でいれたような本格緑茶として親しまれてきた「綾鷹」が、リニューアル後に打ち出すブランドの新たな方向性を、都市生活者に向けてリアルに発信するイベントです。
赤い自販機から始まる非日常体験──“現代の茶室”の演出
今回のイベントでは、渋谷の街に突如現れる「赤い自販機」が導入装置。一見すると普通の自販機に見えるこの装置の扉を開くと地下へ続く階段が現れ、来場者はまるで秘密基地に誘われるように茶室空間へと没入していきます。
地下空間には伝統と革新が融合した“現代の茶室”が広がり、「綾鷹」シリーズ4種(綾鷹/濃い緑茶/黒豆ほうじ茶/カフェ濃い抹茶ラテ)と、和菓子作家・坂本紫穗さんが監修し、宗家 源 吉兆庵が制作した和菓子を含む『ヒトイキセット』4種が提供される予定とのこと。香りや音、視覚的な曲線設計など、五感を通じた特別なリラックス体験ができそうです。
デジタルでも「ヒトクチヒトイキ」を拡張
リアルイベントと並行してアバター作業集中支援アプリ「gogh(ゴッホ)」とのデジタル展開もスタート。「アヤタカ湿原」という癒しの空間がアプリ内に登場し、ユーザーはアバターを通じて坐禅や「綾鷹」を飲む動作などを行いながら、仮想空間でも“ヒトイキ”の感覚を得られます。
現実世界と仮想世界をリンクさせることで、日常の中でブランドに再接触する導線としても機能しそうです。なお、2025年6月11日(水)までの期間中、アプリを通じて「綾鷹」1本と交換できるCoke ONドリンクチケットが当たるキャンペーンも実施されます。
ブランドメッセージを五感で伝える体験型施策の狙い
今回の「ヒトクチヒトイキ茶室」は、伝統的な“茶室”文化の再解釈により、「自分と向き合う時間を持つ」という価値を緑茶と巧妙に結びつけたプロモーション。リニューアル後の綾鷹が目指す“本格的なうまみと軽やかな後味”という味覚面の特徴を、空間設計や提供体験とリンクさせることで、ブランドメッセージをより強く印象づける狙いが垣間見えます。
特に渋谷という感度の高い層が集まる立地を活かし、アート的な演出やSNSでの拡散を意識した導線が組み込まれている点はまさに秀逸です。
本施策はイベントに「都市での偶然の出会い」「日常の中の静寂」「個々人のリズムへの気づき」といった感情体験を設計に織り込むことで、ブランドと生活者との間に新たな関係性を築こうとしている取り組み。
商品そのものの魅力を“体験”として昇華する手法は、他の飲料・食品ブランドにも応用可能な価値あるアプローチといえるでしょう。今後も本イベントの動向に注目が集まります。
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