一体なぜ?ビール会社がクリスマスセーターを発売した理由

SNSを中心にネット上で大きな話題を起こすことで商品やサービスについて知ってもらう“バズマーケティング”。今となっては当たり前のように多くの企業が取り入れていますが、実は「業界や商材によってどのような内容がバズりやすいか」に差異があるとされています。

ビール大手のCarlsbergは、自社のターゲット層はサッカークラブのユニフォームデザインの発表に対して比較的好意的に受け止めているという調査結果を発表しました。その結果に基づきなんと同社はサッカーユニフォーム風のデザインが施されたセーターを数量限定で発売しました。

SNSでの話題化を意識しているからこそ、公開されたクリエイティブはすべて縦型の動画です。シックでクールなトンマナでありつつも、どこかふざけているようなカメラワークや遊び心満載のポージングがCarlsbergらしさをしっかりと演出しています。特に注目すべきはセーターのクオリティの高さで、デザイン性が高いだけでなくしっかりと機能性にもこだわったことが伺える訴求内容が詰まっていました。

 

 

CMの公開に先駆けて同社のHead of Marketingを務めるSam Johnson氏は「このようなクリエイティブに挑戦することはCarlsbergにとって非常に強い意義のあることです。年末に向けた重要な時期に、いかに楽しくエンタメ性のある形でブランドのことを届けられるかに注力しました」とコメント。スポーツと相性のいいブランドならではのアプローチでクリスマスシーズンを彩った事例でした。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る