貝印が紙と金属でできた世界初の「脱プラ」カミソリを開発、ヘラルボニー作家とコラボ

貝印株式会社は、アートエージェンシーであるヘラルボニーの契約作家・輪島 楓氏とコラボレーションを行い、金属だけでできたヘッドと紙ハンドルからなる世界初の「紙カミソリ®」を開発しました。

「いい刃の日」を記念して2024年11月9日(土)より開催されている貝印のコンセプトデザイン展示「切れ味とやさしさ展~半径5mのデザイン~」の来場者と、ヘラルボニーがアートプロデュースを手掛けるライフスタイルホテル「HOTEL MAZARIUM」のアートルーム宿泊者、また12月13日(金)にオープンする「FAV LUX 鹿児島天文館」のヘラルボニールーム宿泊者に限定配布します。

貝印の3枚刃カミソリ比で98%のプラスチック部分を削減した“脱プラ”商品の「紙カミソリ®」。1回使い切りのため、細菌の繁殖やサビの心配がなく、いつでも清潔に使用できます。

この「紙カミソリ®」が世界初の製品であることや、ジェンダーフリーなデザインを取り入れていることと、ヘラルボニーの作家が新しい文化を創出していることの間に“常識や先入観を超えた取り組み”という共通点を見出し、今回のコラボが実現したそうです。

今回のコラボでは、切り絵で制作をするヘラルボニー契約作家・輪島 楓氏の作品「ドロップス」を、パッケージと紙カミソリ本体にデザイン。貝印はミッションに「切れ味とやさしさ」を掲げていますが、ファンシーな作風からは「やさしさ」を感じる一方で、はっきりとした色合いやはさみを用いた制作過程から「切れ味」の要素もうかがえます。

貝印が世界で初めて開発した“紙”製のカミソリ。ヘラルボニー作家の切り絵作品とのコラボで、貝印のミッション「切れ味とやさしさ」をさらに際立たせています。ヘラルボニーの発信する新しい文化とあわせて、貝印の「紙カミソリ®」の新規性も消費者に印象付ける事例でした。

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