ホテル客室が特別ショップに！北海道素材のクラフト製品に触れるイベント札幌で開催

2024年11月7日(木)から2024年11月9日(土)の3日間、札幌のザ・ロイヤルパークキャンバス札幌大通公園にて北海道文化マテリアル協議会が主催する「北を創造するMAISON de HOTEL」が開催されます(※1)。

本イベントはホテルの9階にある宿泊室14室を開放し、訪れる人々が北海道の自然素材を用いたクラフト製品に触れることができる特別な販売空間を提供するもの。エゾマツ、エゾシカ革、羊毛など北海道産の素材で作られたアイテムが並び、ホテルというリラックスした環境でショッピングを楽しめるスタイルは、従来の販売イベントとは一線を画す取り組みです。

※展示販売は7日、8日の2日限定

地域の文化と観光の新しい形を提案

「北を創造するMAISON de HOTEL」は、通常の展示販売会とは異なるリラックスした空間で北海道素材を楽しむ、新しい形の体験型イベント。ホテルの部屋というプライベートな空間で製品をじっくりと見られるため、来場者は自然素材の温もりやクラフト作品のこだわりを五感で味わい記憶に残るような購買体験ができるでしょう。

このように道産素材や伝統工芸に触れることで北海道文化への理解が自然と深められると同時に、本イベントは地域資源への愛着や誇りを育む場としても機能しそうです。

なお会期中には「クリスマスリースづくりワークショップ」や「エゾシカ革の作品展示」、そして「ものづくり達のトークイベント」など多彩な催しも用意されており、訪れる人々に地元の文化や工芸品に触れる機会も提供しています。

地域資源を生かした持続可能なものづくり

本イベントに参加するモリタ株式会社は「エゾマツクラフト」のギフトボックスなどを展示・販売します。

1932年に創業し、北海道産のギフトボックス製造で知られる同社は、地元のエゾマツの間伐材を再利用したオリジナル紙「エゾマツクラフト」を通じて、地域資源を活かしたサステナブルなものづくりを実現している札幌市の紙器製造会社。

この再生紙は札幌市の「札幌スタイル」認証も受けており、紙の表面にエゾマツの端材を散りばめている点が特徴的です。同社はエゾマツクラフトを通じて北海道の豊かな自然と文化を表現し、地域社会のブランド価値向上に貢献する活動を積極的に推進しています。

また、アイヌ工芸作家監修による「ミニマムスペース・アイヌデザインシリーズ」も販売予定とのこと。本商品は牛乳パック再生紙を使った小物入れで、アイヌの伝統文化を現代生活に取り入れる形としても注目されています。

期待される効果

「北を創造するMAISON de HOTEL」は、北海道の自然素材と文化の豊かさを五感で体験できる新たな販売スタイルとして、多くの来場者に北海道の魅力を伝えるイベント。

ホテルの客室を利用したリラックスした空間での展示販売と、モリタ株式会社をはじめとする参加企業の展示物やワークショップを通じて、訪れた人々は地域の文化や伝統をより身近なものとして感じられるでしょう。

道産素材を生かした製品や地域資源を活用する本取り組みは、地元の観光・文化の発展と共に、地方企業のブランド価値向上にも貢献しそうです。

その他のマーケティング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=26
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/