人気IP大集結!米・ウォルマートのクリスマスCM

アメリカ生まれの小売大手・ウォルマートは毎日使うような日用品から特別な日に大切な人に贈るプレゼントまで、とにかく幅広い品揃えを手軽な価格で販売しています。そんな同社がクリスマスシーズンに向けたCMで、世界的な物価高が多くの人の生活を脅かす中、プレゼントにとって大切なことはその値段ではなく気持ちであることをアピールしました。

“Give the Gifts that Show You Get Them(もらう人のことの考えたプレゼントを贈ろう)”という動画で描かれるのは、さまざまな家庭で繰り広げられるクリスマスプレゼントを渡す瞬間。アメリカの小売大手らしい王道なクリエイティブ……かと思いきや、突然ザ・シンプソンズやバービー、怪盗グルーをはじめとしたさまざまな大人気IPが登場。

プロダクトプレイスメント的に映される場面もあれば、映画やドラマのワンシーンをそのまま流す場面も。家族という身近な存在との一幕に加え、人気コンテンツで描かれる贈り物のシーンも紹介することで映像としての魅力を飛躍させることに成功しています。

IPの広告内使用は時にかなり骨の折れる作業になります。版権元との交渉、費用の調整、複数のIPを登場させる場合は掲載する順番にも配慮する必要があると言われており、対等な関係性である以上、広告主だけでなく版権元にもメリットがある形を模索しなければいけません。

「贈り物に大切なのは価格ではなく気持ちである」というトレンドに沿ったメッセージをさらに魅力的にするために、あえて横断的なIPとのタイアップに挑戦した大型施策でした。

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