引越しダンボールが広告に？新たな広告サービス「ハコアド」とは

引越業界のプラットフォームサービス「HAKOPLA（ハコプラ）」、引越事業者経営者会「引越業界の未来をつくる会」を運営する株式会社リベロは、引越しダンボール広告サービス「HAKO-Ad（ハコアド）」のリリースを2024年5月31日（金）に発表しました。

原価高騰や物流の2024年問題に直面している引越業界。業界の衰退は、引越しがしたくてもできない「引越し困難者」を生み出す可能性を高める可能性もあるといいます。

こうした課題を解決すべく、株式会社リベロが運営事務局をつとめる、引越事業を営む経営者の団体「引越業界の未来をつくる会」では、ダンボールなどの引越専用梱包資材の共同購買を加盟会社へ提案。多数の賛同を得て、2023年夏より共同購買を開始しました。自社のロゴマークやフリーダイヤルなどを掲載したデザインが一般的だった従来のダンボールから、共通デザインのものを共同購入する形になったそうです。また、株式会社リベロが同じく運営する引越業界のプラットフォームサービス「HAKOPLA」に参加する引越会社にも共同購買サービスの提供を展開してきたといいます。

今回新たにリリースされたHAKO-Adは、「生活環境や習慣が大きく変わる移転者が必然的に接する」という特性を活かし、部屋に積み上げられるダンボールを広告面として活用するもの。現在、株式会社アイリスプラザ、株式会社NTTドコモ、東邦ガス株式会社がHAKO-Adへ協賛。新居で使う家具や家電がお得に購入できる特典や、便利なライフラインサービスなど、新生活に関連が深い情報を広告として掲載するそうです。

荷造りから新居での荷ほどきまで、引越しに必要不可欠なダンボール箱。HAKO-Adへの広告掲載は、新生活を始める人へ向けて確実にアプローチでき、高い広告効果も期待できるのではないでしょうか。原価高騰などの課題に直面している引越業界を救う一助にもなりそうな取り組みです。

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