ブルガリア ショッピングセンター、来店促進のため“偽ATM”を設置
Case: Almost Real ATM
ブルガリアのショッピングセンター・Mall Plovdivが実施した、ユニークな来店促進施策をご紹介。
このショッピングセンターは、近隣の地域で行われる一大イベント・Kapana Festのエリアから4.9kmも離れていました。
折角の大規模イベントにも関わらず、距離が離れているため“蚊帳の外になるのは勿体無い!”ということで、そのイベントで盛り上がっている繁華街エリアに、一風変わった同社の“ATM風の装置”を設置しました。
一見本物のATMにそっくりな装置であるため、足を止めてお金を引き出そうという人がちらほら。しかし、キャッシュカードを入れる場所がありません。
その装置の様子はカメラで監視されており、市民がやって来たタイミングで装置に付属しているモニタ画面が切り替わり、「こんにちは!」などとMC風の男性が画面に現れ、会話をはじめます。
そして、一通りの会話が終わると、装置からMall Plovdivで使えるクーポン券が吐き出されるようになっていました。
このクーポンを市民は早速活用し、Mall Plovdivでの買い物を楽しんだようです。
“人の集まるエリアからどのように客を呼び寄せるか”という課題に対し、“偽ATMを活用して、クーポンを発行する”というユニークなアイデア施策でした。
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