野菜の売上が300%UP!野菜嫌いの子供の心を掴んだスーパーマーケットの店頭施策
Case: Veggie Heros
ルーマニアでは4人に1人の子供が肥満と言われ、20年前と比べてその数が3倍も増したといいます。
一体子供たちはどうしたら野菜を食べてくれるのか…この課題を解決すべく、大手スーパーマーケットチェーンがユニークなキャンペーンを実施しました。
『VEGGIE HEROES(野菜のヒーローたち)』と名付けられた本施策は、店頭に陳列している野菜を様々なヒーローに変身させるというもの。
例えばチコリーのペンギンにキウィのクマがいたり…
カリフラワーのヒツジに、ズッキーニの恐竜も。
ナスの宇宙飛行士にニンジンのロケットもいます。
店頭に並べられたこの可愛らしいヒーローたちは、子供に気に入られ人気者に。
その人気を更に高めるため、同社は野菜のヒーローたちが主人公の絵本シリーズを出版したり、店頭ではショーを披露しました。
合わせて小学校では食生活セミナーを行い、SNSを中心に大きな話題となりました。
本施策の結果、野菜と果物の売上がなんと300%UPし、来店者数も11%増加したといいます。野菜に対する子供たちのマイナスイメージを覆した画期的なプロモーションでした。
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