SNSで拡散し4,800万人にリーチ!ホテルの水使用量を劇的に減らしたコルゲートの節水啓発施策

Case: Save water mirror

国連が定めた『水の日』である3月22日に、世界的なオーラルケア製品メーカー・Colgate(コルゲート)がロシアのホテルチェーン・AZIMUTホテルの協力を得て実施した、節水を呼び掛けるキャンペーンをご紹介。

貴重な水資源を無駄遣いしないよう宿泊客に訴えかけるため、同社は客室内に「Every drop counts(1滴の水を大切に)」というメッセージを掲示deすることにしました。

といっても、ただ普通に紙などに書き記したわけではなく、バスルームの鏡に直接、撥水性のある透明のマーカーで文字を書いています。

お客さんがシャワーを浴び、浴室内と鏡が湯気で曇ると、マーカーで描かれたメッセージが浮かび上がるという仕組みになっているのです。

お湯をたっぷり使っているその時に「節水してくださいね」とコミュニケートしたことで、人々の心理により強く訴えかけることに成功。本施策は瞬く間に各種SNSを通じて拡散し、1ヵ月もしないうちに4,800万もの人にリーチし、ホテル全体の水の使用量は15%も減少したといいます。

意外性に富んだ方法でゲストにアピールすることにより大きな成果を上げたキャンペーンは、国内全てのAZIMUT系列ホテルで実施されるということです。

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