大人げないけど効果は絶大? 仏航空会社による子供の帰省を促すダイレクト施策
Case: Run to Mum
家族団欒のホリデーシーズンも終わり、子供たちが元の生活に戻っていくこの時期、多くの親たちが寂しい想いをしています。
そんな親たちを元気づけようと、フランスに拠点を置くリージョナル航空会社・HOP!(オップ)が、思わずクスッとするようなキャンペーンをスタートしました。
キャンペーン名は『RUN TO MUM(ママの元に走っておいで)』。
アディダスとフランスの人気ショップ・Citadiumとのコラボ企画で、キャンペーン特設サイトには、子供たちのために購入可能な、ある特別なギフトボックスが用意されています。
箱を開けると、中にはアディダスの2017年新作の「EQT SUPPORT ADV スニーカー」が。更に、子供たちが実家に帰りやすいよう、オップの国内線割引きカードもセットになっています。
しかし子供たちを帰省させるには、もっと工夫が必要だと考えた同社。
なんとプレゼントボックスからスニーカーを片方取り出し、両親の元へ送ることに。若者に人気のスニーカーをダシにして、子供たちを実家に帰らせようという作戦です。
キャンペーン動画には、手元にプレゼントボックスが届き、嬉しそうに両親とテレビ電話をする子供が登場。まだスニーカーが片方しかないことには気付いていない様子です。
そんな中、両親がスニーカーを片方持っていることを暴露。「もう片方がほしければ実家に戻っておいで。」と大人げない方法で帰省を催促。これには子供も呆れ顔…
ここまでやるかと思わずクスッとさせられる、航空会社のウィットに富んだアイデア施策のご紹介でした。
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