過去と現在…重なる2枚の写真を通じて訴える、難民受け入れの意義
Case: Refugee
国連UNHCR協会がブラジルで実施したプリント広告をご紹介。
現在人類にとって大きな課題となっている難民問題。急増する難民受け入れの意義を説き、難民支援への協力を呼びかけるために生み出された啓発クリエイティブがこちらです。全3種類。
いずれも“2014年に撮影されたカラー写真”と、同地で“数十年前に撮影されたモノクロ写真”の一部が重なり、そこに写る人の姿がシンクロして見えるというビジュアルです。
それぞれ入国管理局で押されるスタンプを模したデザインで、以下のコピーが記されています。
Ignoring refugees is Ignoring our own history.
(難民を無視することは、私たち自身の歴史を無視することと同義です。)
パリ、シリア、ロッテルダムの過去の歴史(の一瞬・一枚)をなぞることで、“難民受け入れの意義”を改めて浮き彫りにした、思わずハッとさせられるクリエイティブでした。
(via Ads Of The World)
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