フォトジェニックな写真の裏に隠れた真実?! 人気ママブロガー活用PR『“見た目”と“現実”のギャップ』
Case: A kitchen lived in| Perception vs reality
キッチンインテリアのデザインと小売を営むイギリスの会社・Wren Kitchens。同社が人気ママ(パパ)ブロガー5名を活用し、“キッチンの真の役割”を伝えるユニークな企画を実施したのでご紹介。
企画のコンセプトは『キッチンに潜む“見た目”と“現実”のギャップ』。一見完璧に見える人気ママブロガーたちのリアルなキッチン事情を明かすという趣旨です。
例えばこの写真。人気ブログ『Bridie By The Sea』のママブロガーがインスタグラムに投稿したマフィンの写真はとってもお洒落。
しかし写真に写っていない所では、実は子供が泣き叫びキッチンも散らかり放題です。
また『Californian Mum in London』のママブロガーは、素敵な写真以外はシェアしないと話します。実際にSNSでシェアしたパンケーキの写真は、汚れたテーブルが写らないように撮影しています。
小さい子供がいるママブロガーの写真は、現実の一部しか写していないことがほとんど。
また5歳と3歳の男の子の母親である、『They Grow So Quick』のママブロガーはこう話します。
「子供と一緒に料理をしたことがあれば分かると思うけど、キッチンなんて汚れて当たり前。SNSに料理の写真を投稿する時には、素敵な部分だけトリミングすればいいのよ。」
そして2歳の男の子を持つ『Budding smiles』のママブロガーは、綺麗な料理の写真のみ投稿。
子供と一緒に作った料理の見た目がイマイチなら、料理の作り直しだってするほどです。
そして今回唯一の男性、『Working Family Food』のパパブロガーは、SNSに投稿する写真についてこう話します。
「料理を作ったら色んな角度から写真を撮って、美味しそうに見える写真をSNSに投稿しているよ。散らかった部屋が写っている写真よりも、素敵な料理の写真の方が“いいね!”も付きやすいしね。」
みんなが憧れる人気ブロガーの投稿写真は、実は現実のほんの一部に過ぎないということを伝えた今回の企画。
“キッチンは安心して子供たちと料理を楽しめる場所であるべき”ということを伝える、人気ブロガーを活用したPR施策のご紹介でした。
(via Wren Kitchens)
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