650万ドルの資金集めに成功!米MLB 野球育成プログラムによるファンが一丸となったPR施策
Case: Relay the way
米MLBの運営による、無料で野球育成プログラムを受けられる施設「アーバン・ユース・アカデミー」。
その資金集めとPR活動を目的に、カンザスで行われた「ボールをつなごうキャンペーン(Relay the way)」が今世界中から注目を浴びています。
このキャンペーンは、市内からスタジアムのホームベースまで、地元ロイヤルズのファンが一列に並んでボールをつなぎ、それをリーグ戦開幕時の始球式にしようというもの。
参加には少額の寄付が必要ですが、募集からわずか2日間で参加チケットは完売。
何千人ものファンの参加により、15.3kmに渡り、ボールをつなぐことに成功しました。
また今回キャンペーンに使われたボールは、Wi-Fiとチップが搭載された初のボール。
世界中どこからでもボールにメッセージを送ることができ、ホームベースに到着する頃には、世界中から届いたメッセージでボールがいっぱいになっているという仕組みです。
これまでは、資金集めと認知度向上に苦戦していた「アーバン・ユース・アカデミー」。
ファンの熱い想いに支えられた今回のキャンペーンは、様々なメディアにも取り上げられ、なんと650万ドルの資金を集めることに成功。
カンザスの成功を経て、更に多くの恵まれない子供たちに野球をする場所や機会を提供すべく、今米国各地で「ボールをつなごうキャンペーン」を展開しつつあります。
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