革製品が多くの動物の命を犠牲にしていることを啓発する、動物愛護団体の衝撃的なドッキリ施策

Case: Behind the Leather

動物愛護団体PETAアジア(動物の倫理的扱いを求める人々の会)が、タイのバンコクにあるショッピングモールに、“美しい革製品は、多くの動物たちの命を犠牲にしている”とのメッセージを衝撃的に訴求するポップアップストアをオープンしました。

とあるショッピングモールにオープンした期間限定の革製品ショップ「The Leather Work-Handcrafted Luxury」。バッグ、ベルト、ジャケット、手袋、靴等、ハンドメイドの美しく洗練された革製品が陳列されています。

ショップを訪れた客は、美しい商品に手を触れ、革製品が放つエギゾチックな魅力を確かめています。

しかし、バッグの中身を確かめようとしたり、ジャケットの裏側を見ようとしたり、手袋や靴に手や足を入れた人に、衝撃的なドッキリが用意されていました。

なんと、それぞれの革製品の内部には、それら革製品を作るにあたり犠牲となった動物たちの“姿”が生々しく再現されていたのです。

バッグの中には“動物たちの臓器”が露わになり、手袋や靴に入れた手足には“動物たちの血”が付着し、あまりの衝撃に商品を思わず手から落としてしまったり、悲鳴をあげて後ずさりしてしまったりする人もいました。

“素敵だ”と手をのばした革製品を作るには、多くの動物たちの命を犠牲にしていること、革製品産業の裏側では動物虐待が日常的に執り行われていることを訴求し、動物愛護を呼びかけるアンビエント施策でした。

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