バイオメトリック技術で実現。“高鳴るドライバーの鼓動”を車体に映した『レクサス』の前衛的な取組み
Case: The Lexus Heartbeat Car
高級車ブランド・レクサスの本格スポーツクーペ『レクサス RC F』の迫力ある走りを訴求するために、オーストラリアで実施された“高鳴るドライバーの心拍数を車体に映し出す”という史上初の取り組みをご紹介します。
車体全体に塗られたのは、特別に開発したバイオメトリック(=生体)ペイント。
ドライバーには、心拍数を測定するセンサーをつけ、運転中ドライバーの鼓動を逐次計測します。そしてその鼓動を車体を覆う特殊ペイントに、リアルタイムで視覚化するという試みです。
闇夜、レーシングコースを照らすLEDライトだけ光る中、『レクサス RC F』がエンジン音を響かせてグングンと加速します。
スピードが増すにつれて、ドライバーの心拍数も上がり、心拍数が100を超えたところで、バイオメトリック・ペイントが反応し、車体が青緑の光を発します。
速度が更に増し、急カーブではドライバーの鼓動も高鳴ります。ドライバーの心臓がドキドキ打つ様子が、車体の塗料がフラッシュする様子で見事再現されています。
迫力ある『レクサス RC F』の走りをドライバーの鼓動で表現した本取り組み。車体に施された種々のデザインも、スリル満点な走りをPRするのに一役買っています。
自動車を運転しているドライバー(=中の人)の生体情報を、リアルタイムで車体に映す(=外に向けて視覚化する)という前代未聞のプロモーションを、ぜひ一度動画でご覧ください。このペイント、想像力次第で応用範囲も広がりそうです。
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