可能性は無限大? 何かと話題の「ドローン」を使った世界の広告・プロモーション10選

Case: Drones In Advertising

日本だけでなく、世界各地で何かと話題になっているドローン。米国際無人機協会によると、2025年までに米国内のドローン市場規模は820億ドル(9兆円超)に達すると予想されています。今回は、そんな大いなるポテンシャルを秘めたドローンを使った広告・PR・プロモーション施策をまとめてご紹介します。

発展途上ゆえの“危うさ感(?)”すらも、話題化のためのスパイスに仕立てているユニークな事例の数々をご覧ください。

1. 高層ビルで働く人にリーチする秘策!テイクアウト専門店の“空飛ぶ広告”

Drone-vertising + Wokker from HB on Vimeo.

[企業名:Wokker]

モスクワのテイクアウト中華料理店「Wokker」が、高層ビルのオフィスで働く人をターゲットに展開した空飛ぶ広告。

高層ビルのオフィスで忙しく仕事をしている人達は、ランチに出るタイミングを逃しがちだというインサイトに注目したアイディアで、チラシを付けたドローンを飛ばし、高層ビルの窓越しに「仕事を一休みして、Wokkerのランチをどうぞ!」とアピールしました。

(詳細はコチラの動画で)

2. ノートPCが空を飛ぶ!? 超軽量パソコンを訴求する斬新な記者発表会

[企業名:Samsung]

サムスンが新しいノートPC「ATIVライン」をブラジルでリリースするにあたって、“極めて軽量なPC”であることを訴求するために記者発表会で仕掛けたケース。

真っ暗な会場の中を、“空飛ぶノートPC”がスポットライトに照らされながら舞台中央に着陸して、発表会がスタートするという演出でした。

(詳細はコチラの動画で)

3. ドローンがミッドタウンの中を飛び交う「空中ストア」

[企業名:クロックス・ジャパン]

クロックスがタウンスニーカーの最新モデルの発売に合わせて実施した「空中ストア」施策。

ストア内に設置されたiPadからシューズの色を選択すると、オリジナル開発のドローンが、巨大な空中ディスプレイの中から指定された色のシューズを掴んで届けてくれるという取組みでした。

(詳細はコチラの記事で)

4. ドローンが贈る一輪のバラと愛。蘭フラワー協会のロマンティックなプロモーション

[団体名:Flower council of Hollanad]

オランダのフラワー協会が2015年のバレンタインデーに合わせて公開したサプライズプロモーション映像。

イタリアのヴェローナ市街をドローンが一輪のバラを持って飛行し、道行くカップルの前にぽとりと花を落としていくという企画。突然、空からバラの花が落ちてくるというロマンティックな演出に、恋人たちの愛は一層深まった様子です。タイトルは『cupidrone(キューピッドローン)』。

(詳細はコチラの動画で)

5. 波乗り中にカップヌードルを届けてくれるドローン

[企業名:日清食品]

日清食品のカップ麺ブランド・カップヌードルがブラジルで公開した、ドローンを起用した最新プロモーション映像「cupdrones(カップドローンズ)」。

若者がサーフィンやスケートボードなどのスポーツに興じている最中に、空からドローンが熱々のカップヌードルを届けてくれるというストーリー。ドローンは、鶏や牛、エビ、トウモロコシのキャラクターに扮しており、カップヌードルの具材たち自らが、スポーツをしている若者の元へとはるばるやってきているかのように表現しています。

(詳細はコチラの動画で)

6. 窓の外に空飛ぶ洋服!サラリーマンにセールを告知する奇襲作戦

[ブランド名:Colombo]

アメリカで衣料品ブランドのColomboが、ビジネスパーソン向けに実施したファッションセールのアンビエント広告。

ターゲットが会社に籠りっきりで、中々ショップのウィンドウやチラシに目を通してくれないというインサイトに着目したアイディアで、オフィスビルの窓のそばにセールアイテムでコーディネートされたドローンを飛ばしました。

(詳細はコチラの動画で)

7. レストランの“ヤドリギ”ドローン

[企業名:TGIフライデーズ]

アメリカンレストランのTGIフライデーズがクリスマスに店内で実施したプロモーション。

欧米ではクリスマスに、カップルがヤドリギの下でキスをする習慣がありますが、TGIフライデーズは“ヤドリギのついたドローン”をカップルの頭上に飛ばして、クリスマス気分を盛り上げてもらうというアトラクションを行いました。

(詳細はコチラの動画で)

8. ドローンが審判をつとめるすごい草サッカー

[企業名:Pepsi]

ペプシがバルセロナの町中で仕掛けたアンビエント施策。プロジェクションマッピングを使って、若者たちが何も知らず遊んでいる広場を一瞬にして“光のサッカー場”に仕立てあげるというアイディア。

若者たちが驚く中、ドローンがサッカーボールを落とすと試合がはじまります。激しいプレイでファールがあると、ドローンがすぐさまイエローカードを提示しにやってきたりしました。

(詳細はコチラの動画で)

9. ドミノピザの新しい宅配手段「ドミコプター」!?

[企業名:Domino’s Pizza]

ドミノピザがイギリスで、デリバリー用のヘリコプター「ドミコプター」の宅配模様を収めたPR映像を公開。

どんなに遠くに住んでいる人から注文が入っても、交通渋滞等にはまることなく、ピザを温かいままデリバリーできるという未来の宅配コンセプトを映像化したもので、話題作り(PR)を狙ったケース。

(詳細はコチラの動画で)

10. ハチ型ドローンでリアルな“バズ”を生む 台湾ビールメーカーのO2O施策

[企業名:Taiwan Beer]

台湾のビール会社・Taiwan Beerが、ハチミツ風味のビール「Honey Beer」を売り出すにあたって実施したバズ施策。

ターゲット顧客である会社務めの人を対象に、“無料のHoney Beer6 缶入りパックのプレゼントキャンペーン”を実施し、当選者のオフィスへ『ハチ型ドローン』がビールを届けるという企画で大きなバズを生むことに成功しました。

(詳細はコチラの動画で)

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