気温が“-15℃”なら“15%OFF”になる、カナダアパレル店のアイディアディスカウント術
Case: Climatic Sale Ads
カナダのアパレルショップ・Mark’sが、トロントで、“日中の気温”とリンクしたディスカウント施策を実施しています。
アイディアは至ってシンプル。例えは、トロントの気温が-15℃だった場合は、店内商品が15%オフになり、-20℃だったら20%オフになるというもの。
市内40ヶ所のバス停のデジタル広告に、それぞれ約10秒間“現在の気温”と『寒くなればなるほど、お買い得になります。』とのメッセージを流し、来店を煽るという施策です。
同ショップは、これまでテレビとチラシを同時に使用するメディアミックスを実施したり、デジタルとソーシャルメディアを使った施策にも取り組んでいますが、デジタル広告を使ったリアルタイムのキャンペーンは初めてとのこと。顧客に即座にリーチができるほか、リーチできる頻度も高く、リアルタイムで顧客とのインタラクションが築ける点にメリットを感じているといいます。
気温とリンクしたディスカウントキャンペーンは2月15日までの2週間開催されます。本キャンペーンが成功すれば、今後は雨の多いバンクーバーで“その日の雨量とリンクした”ディスカントキャンペーンを実施したり、また雪深いカルガリーでは、“その日の積雪量とリンクした”施策も検討していきたいとのこと。
悪天候で足早に帰宅の途につきがちな見込み客を、店舗へと呼び込むことを狙ったユニークなアイディアでした。
参考サイト
Marks
http://www.marks.com/
Marketing
http://www.marketingmag.ca/brands/toronto-transit-shelters-forecast-savings-at-marks-136816
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