“バスの乗客”ってヒーローだ!デンマーク公共バスの大げさすぎるPV
Case: Epic bus
デンマークの公共バス・Midttrafikが、なんとも大げさで楽しいバスのWebムービーを公開したのでご紹介します。
映像のタイトルは「The Passenger」(乗客)。実はこれ、2012年に制作され、YouTubeで120万回再生されている前作「The Bus」という作品の続編です。バスそのものの素晴らしさを誇大に描いた前作に引き続き、今回はバスの乗客になることの素晴らしさをオーバーなストーリー仕立てにして描いています。
動画は、何やら神妙な面持ちの男性がボトルに火をつけるシーンから始まります。CMのラストでこの意味が明らかになるので、しばし記憶しておいてください。
そして、登場するのが主人公である「乗客」。ごく普通の青年ですが、“ニューヨーカー風のヘアスタイル”をし、“アウトレットで購入したスニーカーのひもは二重結び”でとてもクールだとか。
“職場の女性を虜”にし、“ガールフレンドはミス・パラグアイ”。
“どっちのバスに乗るでしょう?”と周りの人を楽しませることも忘れません。
そんなまさに大スター級の人気を誇る「乗客」を、CM冒頭で登場した男性が恨めしそうに観察しています。
人気がある「乗客」には「運」もあり、硬貨を拾い颯爽とバスに乗ります。
行先はかっこよく『この世の果てまで!』とクールに決めることも忘れません。
そこで、再び冒頭の男性が登場します。
意を決して火がついたボトルを投げつけたのは、なんと彼自身の自動車。
自動車を捨て、憧れの「乗客」になるべくバスに乗り込み、笑顔を見せるシーンで終わります。
“バスに乗ろう”というシンプルなメッセージを、まるで乗客になることがヒーローであるかのごとく大げさに描いた楽しいコマーシャルでした。
動画はコチラ
参考サイト
Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/online/midttrafik_epic_bus
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