すべての子供が“スーパーヒーローになりたい”わけではありません。
Case: Superhero
恵まれない子供たちを支援するスロバキアの慈善団体「Hodina Detom」が実施したプリント広告をご紹介。
十分な愛情を注がれず、悲惨な生活を送る子供たちがいることを市民に知ってもらい、支援活動への協力を呼びかけるために作られたクリエイティブです。
夕暮れ時、公園で一人赤い布にくるまって寂しそうに座り込む少年。そんな少年の影が、“マントを羽織ったスーパーヒーローの姿”で背後の壁に映っているというビジュアル。
コピーは、“Not every kid dreams of being a superhero. Some just dream of having a normal life.”(すべての子供がスーパーヒーローになることを夢見ているわけではありません。ただ、普通の生活を送ることを夢見ている子供もいるのです。)
日々辛い生活を余儀なくされ、子供らしい「スーパーヒーローになりたい!」という無邪気な夢を持つことさえできず、「愛情溢れる普通の暮らしができるようになればいいのに」と望んでいる恵まれない子供がいることを表現しています。
参考サイト
adeevee
http://www.adeevee.com/2015/01/hodina-detom-superhero-print/
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