日本、中国、ブラジル…“世界各地の匂い”を体験させてくれる地球儀
Case: smell the world
ロンドンのヒースロー空港は、年間7,000万人以上の利用者数を誇る世界最大規模の国際空港です。さらに今年6月に第2ターミナルがリニューアルオープン。ますます賑わいをみせていますが、その出発ラウンジにユニークなオブジェが設置されました。
ぱっと見たところ何の変哲もない地球儀なのですが、実はこちら、『世界各地の匂い』を嗅ぐことができるという代物なんです。
この特殊な地球儀は、オーダーメイドの香料を用いた製品を作る会社「Design in Scent」に依頼し、南アフリカやブラジル、日本などの国々のイメージを香りにして噴射し、空港を利用する人々にひと足先に異国の雰囲気を感じてもらおうという意図のもと制作されました。
それぞれの国の香りとはどういったものかというと、こんな具合です。
日本:『海藻と緑茶の香り』
タイ:『レモングラスとショウガ、ココナッツなどをミックスした食欲をそそる香り』
ブラジル:『熱帯雨林、コーヒー、ジャスミンの香り』
南アフリカ:『大草原と現地住民が使う線香の香り』
中国:『神秘的なお寺とキンモクセイの香り』
旅先の国への期待が大きく膨らむと同時に、出発前の話題作りにも一役買いそうです。
個人的には、日本の香りのイメージが『醤油』ではなく『海藻』だということに少し驚きました。『太平洋に浮かぶ島国』といったイメージなのでしょうか。もしもロンドンを訪れる機会のある方は、ぜひトライしてみて下さいね。
参考サイト
luxury launches
http://luxurylaunches.com/travel/heathrow-sends-you-on-a-sensory-trip-at-the-airport-with-its-scent-globe.php
Mashable
http://mashable.com/2014/11/07/smells-world-heathrow/
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