究極の“自撮り術”を指導してくれる「セルフィー学校」
Case: Center for Selfie Improvement
世界中の若者を中心に流行している、「セルフィー(自撮り)」。SNS上で日々数えきれない程のセルフィーが投稿されている今、より美しいセルフィーを撮り、より多くのポジティブフィードバックを得たいというのは、多くの若者に共通する願いの一つであると言っても過言ではありません。
そんなインサイトに着目した米PCメーカーのDellと半導体メーカーのIntelは、両社が推進する“Learning Meets Doing”(実践から学ぼう)キャンペーンの一環として、若者の大きな関心事の一つである「セルフィー(自撮り)」に着目したCMを制作しました。
「セルフィーは、最高の自己表現方法である」と話す、自称“セルフィースペシャリスト”の女性。この女性は“Center for Selfie Improvement”(セルフィー上達センター)に通っており、多くの若者にセルフィーの上手な撮り方を指導しています。
さすが“セルフィースペシャリスト”だけあって、彼女の腕はセルフィーを撮る時の形で固まってしまっており、“permanent selfie arm”(永久的セルフィー腕)としてしかるべき治療を受けているとか。
食事をしているときも、街中を歩いているときも、いつも腕は“セルフィー撮影ポーズ”のままであるため、予期せずタクシーを止めてしまうこともあります。
そんな彼女が、究極のセルフィーを撮るための重要ポイントとして挙げるのが、“腕の角度”・“背景”そして、“何かをしている自分を撮影するためのマルチタスク能力”。
なんと、彼女の祖母は史上初のセルフィーを撮影した人であるとのオチもついており、相当重かったであろう当時のカメラを片腕で支えるだけの筋肉は今なお健在であることが映し出されました。
こちらの映像はもちろんCM内だけの話ですが、本当にあったら自撮りに熱心な若者が殺到するかもしれませんね!?
「DellとIntelは、学びと実践と最高のセルフィー撮りをサポートします」というメッセージで締めくくられた若者のインサイトをつくCMでした。
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・セルフィーをテーマにした広告/プロモーション(まとめ)
動画はコチラ
参考サイト
TrendHunter
http://www.trendhunter.com/trends/improve-your-selfies
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