二つの頭痛薬の差を緑と赤の色だけで表現しました。
Case: Aspirin
ブラジルで実施された頭痛薬のシリーズプリント広告。
日本では頭痛薬の定番といえばバファリンですが、欧米でそれにあたるのが「アスピリン(アスピリナ)」。この頭痛薬には“ASPIRINA(普通の頭痛用)”と“CAFIASPIRINA(ひどい頭痛用)”の2種類があります。これらの商品を同時に訴求すべく制作されたクリエイティブがこちらです。
パッケージの特徴でもある色「緑と赤」を使って描かれたイラストレーション。「緑色」で頭痛がしそうな状況を、「赤色」で激しい頭痛がしそうな状況を描いています。
消防車篇では、緑色で渋滞にはまる人々。赤色で現場に早く行かないといけないのに渋滞にはまってしまった消防車を表現しました。
行列篇では、緑色が銀行窓口か何かに並ぶ人々。赤色はその窓口ですべての人を対応しなくてはならない人になっています。
「こういう人のための薬」を分かりやすくシンプルだけど描き込まれたイラストレーションで表現したプリント広告でした。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/aspirin_queue?size=original
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